作った曲まとめ9「Revenant's Bullet~for last Answer~」
お久しぶりです。HAZMAです。
アレンジ祭が無くてずっと怠けてました。毎回思うけどnoteの使い方忘れまくるんすよね。
この記事を読みに来たということは、おそらくメタルコンピに参加、購入された方だと思います。
今回はメタルコンピでおなじみになってきてたらいいな、という願望を込めている「Bullet」シリーズ最後の楽曲、「Revenant's Bullet~for last Answer~」の制作話を語れるだけ語ろうと思います。
あくまで戯言備忘録のつもりで書いておりますが、お読みいただけて作品を聴いていただき、何か感じれたりなにかの参考になれば幸いです。
「Bulletシリーズ」って何?
「Bullet」シリーズは「僕が聴きたかったゴシックメタルで格ゲーと音ゲーに使用してほしい曲シリーズ」です。過去メタルコンピは2回開催されてますが、2回ともこのシリーズでやってます。
シリーズになったのは2回目が決定されたときに「シリーズものにしたら以前の作品とつながりが出来るし、『あのシリーズのあの人だ!』みたいに印象付けできるし、何よりゴシックメタルが好きだしこれしか作れないし」という理由で続けました。
ただ、メタルコンピ以前に決めてたことがあって、「シリーズものをするなら3回、長くて4回」って決めてました。
だらだら続けてもマンネリ化に繋がりますし、3回だと小説とかの「上・中・下」、4回だと「起承転結」の展開が出来て作りやすいし追いやすいと考えているので、今回はしっかり3回でこのシリーズの幕を下ろすことにしました。
九七那瀬 カイって誰?
格ゲー想定ならやっぱり殴り合いたいじゃないですか。
ということでナナシスオタクである僕の理解者であり、LINEで話したら食いついてきたオタク仲間の九七那瀬(くななせ)カイと殴り合いました。
ちなみに全体の編曲とギター、Loop周りやMixは任せています。
僕は構成やピアノとかで殴りました。
ちなみに九七那瀬はTwitterを辞めているので探してもいません。
彼への感想は私づてで送ってください。
曲の話
やっとかよ
まずはシリーズを続けた僕からテーマと簡単なラフを用意しました。
テーマはさっき書いた全体のテーマはもちろん、「最後だから今までの2作品を混ぜつつ、九七瀬らしい新しい展開を入れる」ということを提案。彼はこれをOKと返し、編曲をしてくれました。
実はピアノアレンジは僕なのですがピアノソロを提案してくれたのは彼です。こういう展開は好きだしマジでやりたかったのでこの時点で彼に託して正解でした。
というのも、パイプオルガンとハープシコードがあるのにピアノ入れたら楽器オタクに殴られそうって思ってやれてなかったのですが、「新しい要素」としてはドンピシャでした。
あと、シンセサイザーのメロディを「Another BULLET」から持ってきたのも彼のアイデアです。
ラフ時点でBメロがしっくりこなかったので相談したら「コード流用してるなら別のシリーズからメロディパクらない?」って言われました。天才。採用。
そして〆方。これを最後まで聞いて、今までのシリーズを聴いてきた方ならわかると思いますが、恒例となっているあのSEがありません。
僕はあのSEを格闘ゲームの「KO」コールと思って制作しました。
あのSEってKOされてもまだ次のラウンドが続く、1度は決着がついても戦いは続いていきます。
それに対して今回はKOコールはありません。まだこのラウンドは終わっていません。
…ここから先は考察要素です。戦いは終わったか、続いているのか、どうなんでしょうね…?
勿論、「Another BULLET」のまとめた記事でも載せた「縛り」も続いています!
曲名について
今回はいつもみたいな曲にサブタイトルが付いてます。なんか音ゲーのボス曲みたいですね。ですが理由はめちゃ浅いです。
まず『Revenant's』、これは僕がめちゃくちゃはまった『CODE VEIN』というゲームの、キーワードに使われていた単語です。
ゲームも面白かったし、曲も良いし、話もなかなか熱くてどうしても使いたかったので九七那瀬に説明しました。ありがとう…
そして『for last Answer』、これは九七那瀬が考えたのですが、あえて略称で説明します。「ACfa」です。バカ!!でも好きなのわかる!!!
(尚映像は僕の好きなACVD)
でも2つとも世界観にあってるし、なにより好き勝手やる!って感じがして好きです。こういう軽さで決めても面白いですね。
参考資料
今回は最後までめちゃくちゃやる分、資料集めがなかなか多かったので自分の引き出しの整理のためにも残していきます。以前のシリーズの参考資料との被りが多いうえに趣味がバレバレですのでついでに布教がてら。
Evolve/nishi-ken(3連符クリシェとパーカッションの使い方など)
多極性ニューロンの崩壊による人間の末路 / BEMANI Sound Team "HuΣeR × Yvya"(ピアノフレーズとFXの使い方など)
TEmPTaTiON/かねこちはる(全体の構成、ピアノソロなど)
CODE VEIN/Go Shiina(最後の転調や入り方)
world's end/Noah(音楽ゲームらしいシンセフレーズ)
Lord Vermillion/黒夜葬(全体の雰囲気やジャンルの勉強資料、3連符)
Bullet Dance II/石渡 太輔(パイプオルガンの使い方やキャッチ―かつかっこいいメロディフレーズを参考)
Stargazer/BEMANI Sound Team "asaki"(ドラムのフィルインを主に参考)
Cuvism³/Fl00t vs Halv(落としフレーズや楽器の使い方など)
カゲロウ/ЯeaL (プロのドラムの叩き方)
最後に
好き勝手やっていったこのシリーズも終わりです。
メタルのメの字もわからなかった自分が好きなメタルバンドを発掘できたぐらいには成長しました。この場を借りてメタルコンピ参加者の方々、メタルコンピを手に取ってくださった方々、メタルコンピ主催者であるりもーすさんにお礼申し上げます。
今後のメタルコンピは開催されるかどうかまずわかりませんが、もうやりたいことはやりつくしたし、メタル魂も全部ぶち込んだのでネタが思いつかない限りはお休みの予定です。ネタがあったり、合作のお誘いとかあればまたフラっと参加するかもですが。
ちなみに九七那瀬に話したら『BPM800の演歌作るわ!!』って言ってました。出禁にしてください。
それでは!
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