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【ナオトの日ライブレポ】ナオトはやっぱり歌手だった…。

7月10日はナオトの日。

と言うわけで、今年は北海道で開催のナオトの日。
前乗りしてすすきので楽しく飲んだり食べたりしたのは、後日遠征動画であげると思うので、こちらでは割愛(笑)

以下、ネタバレありですので見たくない人はブラウザバックですよ!

会場は北海きたえ〜る。

開演前に映像で「観光協会の中村さん」(法被を来ておっさん風のコスプレをしたナオト)が北海道を紹介。
北海道は空港が14もあるくらいでっかい。とか根室から函館は車で10時間かかるとか、ライブの後に「せっかく北海道に来たから、この後に函館の夜景見に行く」と言っても着いた頃には夜景は見えないとか、羊ヶ丘展望台ではクラーク博士が「羊はあっちに行ったぞー!」って指差してる像があるとか、羊を見ながらジンギスカンが楽しめるとか、支笏湖ではカヤックとかカヤックとかカヤックが楽しめるとか、札幌時計台は気合を入れて探さないと通り過ぎちゃうとか、「地元民が自虐を込めて地元を紹介する風」に観光案内をする中村さん。
最後に「ナオトさん、客席のどこかに座っちゃってるかもねぇ」と言いながら、ナオトっぽく見えるファンの方を映す笑。絶妙に似てるけど違うと分かる人…よく見つけたなw

そんな冒頭映像終了後、会場アナウンスが入り、再び映像が流れる。

今度は、すまして座りながらインタビューを受けるナオトが映る。この映像では、とにかくカッコつけてナオトが茶番について語る。
「親しき中にも茶番あり」とか「歌のリハは適当だけど、茶番のリハは本気でやる(歌のリハも真剣にやってます。と言う注釈が入ってた)」
とか
「負けていい試合なんてないように、滑っていい茶番はないんだ」
とか。
過去の茶番の映像見ながら、色々と突っ込んでいた。

そんなこんなで、ライブスタート。

今年の茶番は、FUN TIMEに合わせて客席からボクシング選手のコスプレしたナオトが登場。客席を練り歩きながら曲にも乗りつつモノローグで台詞を流す。
「ただ、初めて見るお客さんが戸惑ってないかが心配」と言う部分にくすくすと笑いが起こっていた。

ステージに立ち、スタッフにマントを脱がせて貰いギターを掛けてもらうんだけど、ボクシンググローブを外して貰えず
「これじゃ、ギターが弾けない!外して!」
と言うと、脇から上がってきたスタッフが素早く外す…ギターの方を🤣
「え?そっち?でも、良いもん!俺が弾けるのはギターだけじゃないし!」
と言いながら、サイドステージのピアノの前に座るが、勿論グローブ付きじゃピアノも弾けない(笑)スタッフにマイクを持たされて
「マイクなら持てる!」
とマイクを持ったら、『北の国から』が流れる(笑)
「さだまさしさんに怒られちゃう」
……そんな感じの茶番を行い、グローブを外して、ギターを構えてステージに立つ。

M1.Tokyo Summer
会場の雰囲気で思いついたと言う一曲目はTokyo  Summer.東京の部分を札幌に言い換えていたりして、会場のボルテージを上げてきた。

M2. マワセ マワセ
立て続けにノリのいい曲が来る。会場の雰囲気が温まっていたのか、温まりに欠けていたからノリの良い曲で温めようとしていたのかは分からぬ…個人的には結構、みんなノッていたと思うが…

M3.タカラモノ〜この声がなくなるまで〜
最後に『この声がなくなるまで』を繰り返してた。

M4.君に逢いたかった
しっとりと歌い上げるような感じで歌っていた。

MC.
この辺りで座るように誘導.ノープランライブは、本当に曲もアレンジも何も決めずにその瞬間の気持ちで出来る即興ライブであること、地元はもちろん、全国のファンインティライミも来てくれてありがとう。的なことを言っていた。

M5.I'm chi-zu-ears 

M6.トリステーザ

M7.トリステーザ(ピアノ)

M8.しおり(ピアノ)

M9.365(ピアノ)

M10.Everlasting Love

M11. 紅蓮華
ワザとなのか本気なのか、だいぶ怪しいうろ覚えでの紅蓮華。でも、キッズ達の反応は上々。相変わらず、こういう所は上手だわ。

M12.Ballooooon‼︎
そんな流れでキッズ達を含めてダンシングタイム。

M13.FUN TIME
OP茶番のBGMでも「FUN TIME」が使われていたんだけど、改めてダンシング。

M14.Yeah!
続くダンシングナンバー。楽しい。個人的にやはりナオトのライブでは踊りたい派としては、ダンシングタイムがあるのは嬉しい。

M15.I LOVE YOU(ピアノ)
1番は、ナオトとして歌うバージョン。2番から尾崎豊のモノマネで歌うバージョン。微妙な似てるっぷりが会場の笑いを誘う…。本当にこの人は色々と器用だわ。

M16.同じ空(ピアノ)

M17.Brave

M18.ため息インジケーター(ピアノ&語りVer.)
好評多数っぽかったけど、ぶっちゃけ個人的には(えーと…何を聞かされているんだろう?)って感じがあった(笑)多少なりともトーンは変えていたけど、基本的に一本調子で歌詞を読み上げているだけに感じて(朗読風にするならもうちょい声の感情にも起承転結つけて~~)と思ったんですよ。ていうか、ナオトは多分、それができる子なんだ!と上から目線で感じていた。
……まあ、単純に「ため息~」はナオトの曲でベスト5に入るくらい好きな曲だから歌として聴きたかった!というのが強いのかもしれんが…。

M19.未来へ
曲前に凄く真剣な表情をして押し黙った後、重い口を開くように話し出したのは、ライブの2日前に起こった安倍元総理の銃撃事件の事。数年前にアメリカのフェス中にライブのステージで撃たれたアーティストが居た事、2016年のナオトの日にステージ上に観客が乱入してきた事件があった事、その時、(あ、自分殺されるかも…)と思った事などを言葉を選びながら、ゆっくりと話していた。ナオト自身の想い、日本の平和への信頼の揺らぎ、不本意に奪われた命、無防備な状態で不特定多数の前に立つことの恐怖……色々な感情と共に涙があふれて来た。
(余談だが、2016年のナオトの日は不参加だった。参加した人から聞いた話だったが、客席から乱入してきた女に何か(ゴミ?)をぶつけられ、スタッフの手によって乱入者が連れていかれた後、ナオトがぽかんとしながら『俺、生きてる?』と聞いてきた。というエピソードを思い出し、それもまた涙……)
そんな中で歌われた「未来へ」の歌詞がまた感情を揺さぶってきた。

歌詞の一つ一つが染みてくる。

曲の最後の方で、マイクを通さずに会場に声を届けた。その際、スタッフの方を向いて(マイクを切って)と言う風なジェスチャーを送ってたんだけど、その時の表情がいつもの明るくステージを進行するナオトと全然違ってて、表現者でアーティストで歌手である姿を見た気がした。

M20.ハイビスカス(ピアノ)
続いて、再度ステージのピアノでハイビスカス。先ほどの話からのこの選曲…。この時のこの曲はラブソングじゃなくて突然命を奪われた安倍さんへの哀悼歌に聞こえたし、ナオト自身のこれからの活動の決意表明の歌のようにも聞こえた。

明日明日この世界が
終わるって分かってたとして
咲いた咲いた散りざまは
僕は選べない 君を選ぶよ
(中略)
散り際に魅せる その可憐さを秘めて
風に逆らいながら その時を待ってる


ーEncー

M21.カーニバる?
馬の被り物を付けてスマホを持つスタッフ達と登場。インスタライブとティックトックライブで生配信するためという。どういう風に流れているのか見て見たかったが残念ながらアーカイブはなかった…。
ここで、タオルは回せないか?とナオトはスタッフに確認。やはりそれは無理だったようだが、久しぶりにステージからボールを客席に蹴っていた。あいにく自分の所には来なかったのでゲットできなかったが、まあ、ボール自体は高知の時に当選したから良いんだけど…。それはそれとして、最終的にいい感じで盛り上がってライブ終了。

総評
北海道に来て良かった。と思える内容だった。相変わらず茶番も面白いし、ライブの選曲も色々と嬉しい内容だった。
そして一番は、やっぱりナオトは歌手なんだな…と感じた事。
安倍さんの襲撃事件の事について話していた言葉もいろいろ響いたけど、その後に歌った「未来へ」と「ハイビスカス」はMCでの言葉以上にナオトの思いが伝わってきたように思えた。

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