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変わるものに向けて

町外に住んでいるから、地元に帰ろうかと検討しているから、今まで気づかなかったことが見えたり、立ち止まらなかったところに立ち寄ったりと、自分の置かれている状況によって、視点も行動も変わるものだなと改めて思った。
田んぼ道の真ん中に立って、景色を見ることもこれまでなかったし、ずっと住んでいたら駅前にオープンしていたイベントスペースが気になって立ち寄ることもなかったかもしれない。

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帰ってくることになったら、この土地が目の前に広がる景色から、足元にあり続ける土台へと見方が変わることで、変化に鈍感になってしまうかもしれない。
住み続けることで当たり前の日常になってしまうのは、どこかで安定を求める人間の性として致し方ないところはあるけれども、根を張りながらも俯瞰的な視点は持ち続けていたいなと思う。

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