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小説のネーミングについて
こんばんは。ヘイゼルです。
今回は、記事作成時点で執筆中の「スピカアカデミアの再生請負人」についての話です。
主人公たちの苗字には元ネタが存在します。大日本帝国海軍の軍艦名が苗字になっている場合と、関西の著名な私鉄の駅名が苗字の由来になっている場合です。
主人公の葛城瑞貴(かつらぎみずき)。葛城は、航空母艦の名前だったりします。エヴァンゲリオンの葛城ミサトから来てるわけじゃないことは一応。おそらく、同じ由来でしょうけど。
オーメル・インダストリアルの社員である、明石奏真(あかしそうま)。明石は、艦これでもおなじみの艦娘だと思いますが、そこからではなく、山陽電鉄本線の駅名からです。
…オリジナルとなった小説では、酒匂奏真。こちらの苗字は、阿賀野型軽巡洋艦の酒匂。戦艦長門と共に核実験の犠牲になった艦艇の名前です。後述するふたりの苗字が見事に由来が揃ってしまったので、そちらに合わせた次第です。
明石の苗字は、轟轟戦隊ボウケンジャーの「ボウケンレッド/"熱き冒険者"または”不滅の牙”明石暁」から来ているわけでもありません。…明石チーフは好きなキャラクターの一人ですけど。
ブラウモーントのふたり。高砂新那(たかさごにいな)と新開綾音(しんかいあやね)。こちらも山陽電鉄本線の駅名からです。高砂に関しては、艦艇名にあるけど、そっちじゃないんです。
オリジナルでは、ブラウモーントのふたりにはさらなる元ネタがあるのですが、ヒントを申し上げると、今私が推しているあるアイドルグループです。この作品でもそのままですが、その度合は薄めています(作者比)。
オーメル・インダストリアルの会長である、坂瀬奏音(さかせかのん)。坂瀬は、阪急電鉄の駅名「逆瀬川」から。
鈴谷学園。こちらは、艦艇名です。最上級重巡洋艦「鈴谷」。
ここからは、アーマード・コアからネーミングをしています。
オーメル・インダストリアル。これは、アーマード・コアフォーアンサー(以下フォーアンサー)の企業名「オーメル・サイエンス・テクノロジー」からです。
オーメル・インダストリアルの社長である、リリウム・エムロード。そして、その妹であり専務の、エメリー・エムロード。
エムロードは、アーマード・コア2の企業名「エムロード」から。あとで調べたら「エメラルド」を意味していることがわかりました。
リリウム及びエメリーは、先程あげたフォーアンサーの、リンクス名からです。リリウムは、管理機構カラードの所属リンクスNo.2「リリウム・オルコット」から。
王小龍の秘蔵っ子で、かつての「女帝」メアリー・シェリーの後継者と目されている若き女性リンクス。名門ウォルコットの末裔。常に丁寧な口調を崩さない。(アーマード・コア フォーアンサー(Wikipedia)から)
エメリーは、ORCA旅団所属リンクスNo.3であり”最初の五人”のひとりで、旅団唯一の女性リンクスである「ジュリアス・エメリー」から。
アスピナ機関において、ジョシュア・オブライエンの再来と呼ばれたエリートリンクス。“最初の五人”の1人であり、ORCA旅団では唯一の女性リンクスとなる。リンクス戦争末期にレイレナードへと合流した過去を持つ。(アーマード・コア フォーアンサー(Wikipedia)から)
エムロード姉妹は、当初アイカツスターズ!星のツバサ編二次創作で登場させるつもりだった姉妹の名前で、そのネーミングを考えていた当時、アーマード・コアが中心にあったので、こういうネーミングになりました。
なお、エメリーの性格は、姉の名前の由来となった、リリウム・オルコットに図らずともなってしまいました。ちなみに、リリウム・オルコットの説明にある「王小龍」は「ワンシャオロン」と読みます。
簡単にまとめると、以下のとおりです。
・帝国海軍艦艇名から拝借しているパターン(葛城、鈴谷、古鷹)
・私鉄の駅名から拝借しているパターン(明石、高砂、新開、坂瀬)
・ゲーム「アーマード・コア」から拝借しているパターン(リリウム、エメリー、苗字「エムロード」、オーメル)
今回は、以上です。ありがとうございました。
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