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「虎に翼」を観て今昔のにいがたを想う

NHK連続テレビ小説「虎に翼」、7月15日(月)(第16週)から舞台が新潟に移りました。

主人公の寅子が、新潟地方裁判所・三條支部の支部長として赴任。

ここでは細かいストーリーを説明するのではなく
ある一枚の風景に心が動いたので、それを語りたいと思います。


7月19日(金)の放送で、寅子は新潟市にある地方裁判所を訪ねることになり、「新潟県新潟市」と説明が入った風景が映し出されました。
その風景を観て、おそらくほとんどの視聴者は「あ、場面は新潟市に移ったのね」と思ったのではないでしょうか。

でも、信濃川に架かる石造りの橋「萬代橋(ばんだいばし)」の周辺を、毎日のように見ている私の感想は違います。

「あぁ、これが昭和27年の風景か・・・(感動!)」

寅子が三條支部に赴任したのが、昭和27年。
CGでその頃の風景を再現しているのだと思いますが、私が子供の頃見ていた風景もきっとこれに近かったからこそ「なつかしさ」を感じたのだと思います。

子供の頃は関東の住んでいて、中学に上がる前までは毎夏、お盆時期をはさんで両親の実家である新潟市に2週間ほど滞在していましたので。


ここで2枚の写真を並べてみましょう。
1枚目は、ドラマに映った風景です。
テレビ画面をスマホで写してみました(笑)
2枚目は、2024年7月の風景です。今日撮影してきました(笑)

「虎に翼」第80回より
2024年7月 hazel撮影

現在は、信濃川両岸にホテルやマンション、テレビ局などが立ち並んでいます。川岸は緑におおわれ、市民いこいの場所に。8月の「新潟まつり」最終日には信濃川下流で花火が打ちあがるので、この川岸は人でいっぱいになります。

時の流れを止める事はできません。でも、ふと昔の風景に出会うと、その時の記憶が鮮やかに蘇ります。

私のそれは、花火の日。
川岸にあった母方の実家の親戚が営むお菓子屋さんでお手伝いをしたこと。花火を観に来た人々にジュースやコーラを売ったり、アイスクリームを売ったり。花火が始まると川岸に行って、お駄賃のジュースとアイスを両手に、目を丸くして花火を観ていた想い出。

「虎に翼・新潟編」
これからどんな展開になるのか、どんな場所がでてくるのか楽しみでなりません。そしてまた、私の古い記憶が引っぱり出されるかもしれません。


これは余談ですが、上記と同じ回のラストで登場したビル。

「虎に翼」第80回より

「白山浦(はくさんうら)ビルヂング」
本当にあったビルかどうか定かではありません。
ただ「白山浦」という場所は今も実際にあり、それは新潟地方裁判所からそう遠くない場所だということをつけ加えておきます。そしてNHK新潟放送局も近いです(笑)

引き続き、NHK連続テレビ小説「虎に翼」をお楽しみください!!


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