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空を見上げる
私はよく空を見上げます。 昼でも夜でも。
動物の形を連想させるような、ユニークな形の雲
0.3ミリ芯のシャープペンで書いたような、極細の三日月
日々、月に接近していく明るい星
4年ほど前、千葉県習志野市から新潟県新潟市に移り住んでから特に、空を見上げることが多くなりました。
建物のすきまから見える狭い空だった以前にくらべ、信濃川にかかる橋の上から眺める、360度視界良好の空の広いことといったら。
引越してきてよかったな、と感じる瞬間です。
突然ですが、あなたは今まで「降るような星空」を見たことがありますか?
「降るような星空」、映像や文章で使われる場面には何度も出会いましたが、想像の域でしかありませんでした。
わたしは今まで「降るような星空」を、2度経験したことがあります。
青森県奥入瀬渓流の星空
最初の経験は、1988年10月。
東北旅行の際、奥入瀬上流にあるホテルに宿泊した時です。
十和田湖からは離れていますが、奥入瀬渓流をのんびりと歩きながら十和田湖に向かう計画をたてていたのでそこに決めました。
夜になると文字通り真っ暗です。
記憶では街灯はほとんどなく、街や民家の灯りもないので真っ暗です。
そんな環境で見上げた夜空は「降るような星空」。
空にはこれほどの星があるのか!?と感動して、見上げていました。
かなり長い時間です。
エクセターで出会ったオリオン座
そして2度目の経験は、2006年2月。
イングランドのエクセターという街に滞在していた時です。
小高い場所にある住宅街、街灯はありますが日本ほどは明るくありません。
友人がホームステイしていた家から出て、何となく空を見上げた時のこと、奥入瀬での経験ほどではなかったですが、空には数えきれないほどの星。
人々が日々暮らしている環境で、これほどの星が見えるのか?と目を疑いました。
特にオリオン座をみつけたときの驚きといったら!!
オリオン座の枠のなかには明るい3つの星、という固定観念を打ち砕くような無数の星たちがそこにはありました。
オリオン座の枠の中には、これほどの数の星たちが存在しているんだ!
このときも感動して時間を忘れて空を見上げていました。
黙々と歩いていると
つい下をむきがちになってしまう、今日この頃。
ぐっとお腹に力を入れて上を向くと、一緒に気持ちも上を向きます。
朝でも昼でも夜でも、ちょっと空を見上げてみませんか?
目に飛び込んでくる何かがあるはず。
そこから想像もふくらみまみますよ。