もうダメだ。早く会社に行きたい2
冷蔵庫の中で大量の小蝿が亡くなる事件が起きたので、初めて冷蔵庫を大規模に解体して掃除をした流れで床を掃除をして、食器を洗って洗濯を片付けた。
嫌な仕事だ。
ブルシット・ジョブの極みである。私の前世はきっと働かないアミメアリだったんだろう。
とはいえ、「いい人そう」「まともそう」と世間様から評価されている我が夫は、風呂にカビが生えていても冷蔵庫にコバエが沸いても全く気にせず、日頃から「僕は働かない2割のアリでいることで地球の危機に備えている」とか言ってる危ない人なので、その点では私の方が真人間だとホッとしている。
そんなわけで早く会社に行きたい。
毎日3時間の小旅行をして大人と話をして、帰りにグリーン車でビールを飲んで帰る日常に戻りたい。
あと1日の辛抱。
例年年末年始休業は12/29〜1/3の6日間だった。この6日間というのは新しいことをやるには短すぎ、いつもの日常を送るには長すぎる。趣味が無い人間にとって長期休みほど怖いものはない。
しかもこの時期あらゆるものの値段が高く人も多い。こんな時期にどこかに行きたいという気持ちはまず怠け者の私には生じないし、休みが伸びたからといって喜ぶ理由なんて全く見出せない。
そこへ来て最近弊社では「計画年休」という愚策が爆誕した。なんと貴重な有給を勝手に使って強制的に1月4日を休みにするというのだ。もう何を考えているのか分からない。仕事をしなくていいのか。稼ぐ気がないのか。冬期講習でも受けに行けというのか。
12/29〜1/4の7連休を基本として今後10年間の連休を数えてみた。ヒマの極み乙女だ。
- 2026年:9連休
- 2027年:7連休
- 2028年:7連休
- 2029年:7連休
- 2030年:9連休
- 2031年:9連休
- 2032年:9連休
- 2033年:7連休
- 2034年:7連休
- 2035年:9連休
計算に自信がないけど9連休は全然普通にあることが分かった。分かったからなんだというわけでもないけど心の準備だけはできる。
と、そんな生産性ゼロの仕事に精を燃やしていると上司からメールが届いた。「フライングすみません」と書いてあるけど、上司も暇を持て余しているのだろう。メールには私がこの年末年始に普通に仕事をしているのがバレていることが仄めかされていた。
開き直って即返信。
こんなに休み明けを恋しく思うなんて、年末年始休業恐るべし。