創作ブートキャンプ①~性癖に正直になろう~
8/26、noteの第一回創作ブートキャンプに参加しました。
鉄は熱いうちに打て、ということで感想を書きたいと思います。
無料で本当にええんか?
twitterでイベントのお知らせが流れてきたとき、真っ先に思ったのがコレ。
「小説家になろう」素人の私ですら知っている、ビッグタイトルの著者たち。
読んだことはないが、「タイトルはなんか聞いたことある!」というラノベ作家。
参加してきても改めて思う。
本当に、無料でよかったんか?
(ちなみにサイン会とかはないので念のため)
いろんなレーベルの編集者を歴任し、現在はnoteディレクターの萩原さんの司会で、三者三様、テーマに沿った質問に答えてくださいました。
マッチョな創作論
個人的には馬場翁先生の創作方法が一番近いと感じました。
(それってつまり、編集者である萩原さんは「やめとけ」っていう創作方法なわけですが)
(そして案の定、キャラが駒になりがちな私よよよ……)
プロットづくりの癖として、
①キャラ設定書いてみる
②中途半端な状態でストーリー考える
③そのストーリーに都合のいい性格を付け加える
になっている気がする。
キャラクターと世界観とストーリーは密接にかかわりあっているわけで、行ったり来たりしないと深掘りはできないわけですが、それにしては全部中途半端な感じはする。
そんな私でも、
「このキャラ、勝手に動き始めたな」
というときはあって、そういうときは、そいつの言うがままに筆を走らせます。
大筋がちゃんとしていれば、そんなに変わらないので大丈夫だと信じて書きます。
(たまに大失敗する)
丸戸先生のキャラクター同士のネットワークを構築する、という話がとってもやりたくなったので、長編書く前にやってみます。
今ちょうどノベル大賞のプロットをやり始めたので。
えっと、日向夏先生は……マッチョすぎてちょっと大変そうだな(聞いている分にはめちゃくちゃ面白そうだな、と思ったけれど、でもやっぱり大変だな)……実践はちょっと難しいな。
声を大にして「性癖」
ノートに印象に残った単語だけメモをして帰ってきました。
何度も何度も繰り返し、丸戸先生がおっしゃっていた、
「性癖に正直になれ」
「キャラクターが動かない? 好き(あるいは嫌い)が足りない!」
「この子に〇〇したい……」
というのが大変印象に残っております(笑)。
作者自身がキャラ萌えしているかどうかって大事なんだな。
最近は一歩引いた目で作っている気がする。
note創作大賞に出したコレ
で、ヒロインが恋するアイドルの卵・外村大地に関しては、私の理想を詰め込んでいます。
2020年7月28日の配信ライブで見た、ラブソングを歌う重岡くんから着想を得ているので、重岡くん本人がどうかは知らないけれど、「アイドルたる者こうあってほしい!!」という気持ちで、一気にプロットやりましたね、当時。
そういえば、エロゲはヒロインから考えるって言ってたな。
恋愛小説も、その方が盛り上がるのかも?
BL小説なんて特に。
受け視点が多いから受けの設定をまず考えちゃうけれど、読者が攻めに恋をして、受けと同化して読むジャンルだもんな。
某先生もFANBOXで、「BLの華は攻めにかかっている」的なことを言っていたしなあ。
っていうか、コバ短最終残ったときの選評会でも似たようなことを言われているじゃないか、私。
それで書いた話の結果は10月に出ます……。
質疑応答で聞けばよかったなってこと
いわゆるラノベだと、キャラクター重視の風潮があるけれど、純文学だとどうなんだろうなっていう。
いや別に純文志望ではないんだけれども、純文っぽい小説を書くことは多々あるわけで。
(主にコバ短で)
どこまでキャラクターにこだわるべきなのかな、とふと思いました。
だいたいああいう場所で質問思い浮かばないんだけど、家に帰るとこうやって浮かぶんだよな。
質疑応答といえば、
「ハッと我に返るはず。我に返ったところで突き進むかやめるかは、どちらも正解」
的な話があったと思うのですが、突き進んだ結果が今年のノベル大賞の佳作の作品なのかなって、思い出しました。
さ~、今年中に中長編を最低でも二本、短編を二本完成させるぞ!!
創作ブートキャンプ、面白かったし勉強になったし、何よりやる気になったので、二回目以降も都合がつけば参加したいです。
そのときは交流もできたらな~、と……思って……ます……。