初めての書店委託
お疲れ様です。
アマチュア物書きの葉咲透織です。
先日開催されたコミックシティスパークにサークル参加をしてまいりました。
(本当は併催のオンリーイベントなのですが、面倒なのでスパークで通す)
なんと前回サークル参加したのが、2020年2月。
さらにその前は、2015年なので、本当に久しぶりでいろいろ忘れておりました。
「そうだ、赤ブーはサークルカット、申し込み画面で文字入れて勝手に作ってくれるようになってたんだ……!」
と、2020年もあったはずの機能にびっくりしているし、返す返すも表紙を作らなくてもいい印刷所がたくさんあることに感謝しかないです。
ジャンルがジャンルだけに、10年前の一番同人活動していた時代はできなかった書店委託を、「まぁ旬ジャンルだし、イベントで全部捌けなかったから、いっちょやってみるかぁ」と思い立ったのはいいんだけれど……?
というお話です。
次のイベントでの備忘録として自分用に残しておくものですが、これから初めて同人誌を委託してみようかしら……? という同志の参考になれば嬉しいです。
新刊登録で致命的なミスに気づく
今回、とらのあなに預けることにしました。
理由としては、二次創作同人誌ならココ、という印象だったからです。
(創作BL界隈だと、コミコミスタジオ&フロマージュの印象が強い)
サークルポータルへの登録はすぐに完了して、さっそく新刊登録をしようと思ったら……
私、表紙画像持ってなくね???
印刷所のセミオーダー表紙で本を作ったため、手元には画像がない。
原稿も小説だからPDFで入稿していて、画像じゃない。
後者はPDF→JPEG画像に変換する手段がすぐに見つかったけれど、表紙画像どうすればいいんだ?
と、にわかにパニックに。
印刷所のホームページをじっくりと確認して、出た結論がこれ。
セミオーダー表紙のページをよく読むと、
「表紙画像が必要な場合、入稿時にお知らせください」
と書いてあったのである……(デデーン!)。
コンビニのコピー機でスキャンするか、スマホで写真を撮るか、書店委託を諦めてBOOTHで自家通販するか?
でもBOOTHはBOOTHで、自分で配送手段決めたりするんじゃなかったっけ?
ひとまずダメ元で印刷所に連絡をしてみたら……くれた!!
しかも和紙PP加工後の表紙イメージまで!
こんな利用規約の文字も読めないような愚かな人間に優しくしてくださった印刷所は、しまや出版様です。
足を向けて寝られません。ありがとうございます。
ちなみに今回利用したフェアは、遊び紙と表紙特殊紙のみ2月末まで延長しているので、12月以降のイベントに出る同ジャンル者は一度覗いてみてください。
発送って大変だね
サンプル画像を入手し、新刊登録が無事に終わりました。
その後、納品日を連絡して発送。
イベント会場→自宅に発送(これは赤ブーのセルフ出荷を利用)した段階で、段ボールのライフは瀕死になっており、まずは段ボールを購入。
その後詰めなおして、とらのあな所定の発送票を貼りつけたり中に入れたりしてから送るのですが、実は我が家はプリンタというものがなくてですね……。
コンビニで印刷するのにどうするん??
と思いつつ印刷マーク押したらPDF変換できたので、それでコンビニコピー機でUSBメモリ差して印刷しました。
そんでまた別のコンビニ(最寄りがローソンなので、ヤマトで送るにはファミマまで歩くしかない)まで、えっちらおっちら運んでいきました。
とらのあなでは、
・自宅への集荷依頼
・着払い
もできる(かかった金額は本の売り上げから相殺)のですが、「こんな弱小サークルの本、売れるか……?」と不安になったため、自力でコンビニまで運び、元払いにしました。
次回のイベントでは、イベント会場から直接本をとらのあなの倉庫まで運ぶことのできるサービスに、事前に登録してお願いしようと思います。
今回は、会場分が余るかどうか初参加でわからなかったので、そんなサービスがあることも知らなかったのだ。
速すぎないか?
11月1日に荷物が届くようにしていて、何もわからないものだから、
・事前予約なし
・事前告知OK
という形態で通販を開始する設定にしていました。
何日の何時に発売になるか、私もわからないという。
なので11月2日に通販開始していてびっくりしました。
慌ててtwitterやblueskyで告知(ブルスカでは通販ページができた段階でお知らせしていました)して、放っておいたんですけども、かなり早い段階で完売したようです。
びょ、秒で終わった……。
ジャンルの強さを改めて実感しました。
もともとの印刷部数も少なく、納品数も少なかったので当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、ほら、何せ2020年に出した本はまだたくさん手元にあるので……。
もしもtwitterやbluesky、pixivを見て「欲しいな」と思った方は、マシュマロ投げてくださると、とらのあなの再版チャレンジなるものに挑戦する勇気が出るかもしれません……あくまでも検討ですし、やったところで規定数に足るリクエストが来ない可能性も高いのですが。
まとめ
調子に乗って2月のカップリングオンリーにも申し込んだので、そのときに慌てないように書店委託についてのまとめ。
①入稿時に表紙サンプルをもらうのを忘れない
②イベント会場から倉庫に在庫を発送する→帰宅してから新刊登録
また、2月はリアルイベントの二週間後にwebオンリーもあって、出したい同人誌のカラーとも合うのでそちらも参加予定です。
リアルイベントとwebイベント(通販)のどちらで本を入手予定かのアンケートも取った方がよさそうだな、と思っています。
まあ、部数アンケートを取ったとしても、私のお財布には限りがありますのでね。
クレジットカードじゃなくてデビットカードで支払いをしているので、今口座に入っているお金で印刷しなきゃならないから、100も200も来ても無理なもんは無理なのです。
リアルイベント終わって在庫発送→場合によっては再版して納品、イベント会場に来た人限定のシークレット販売でスタート、が無難なところかな。
久しぶりに同人イベント参加したら、やっぱり楽しかったので来年こそは一次創作同人誌を作って即売会行くぞ~!
(と、毎年言っているわけだが……)
まずは公募原稿をやっつけなければ……。