日常の一部になったネスレ「Special.T」の、ミーハー落ち着いた後のレビューの回
先日、ネスレ「Special.T」を購入し、嬉しくて楽しくてとにかくすごいよ、おすすめだよ!というテキストを書きました。
→完璧な一杯を淹れてくれるお茶好きの最終兵器、ネスレ「Special.T」がやって来たよ!
上記は購入から1週間足らずで書いたものでした。1ヶ月以上経って毎日の生活に馴染んできたところで、改めて良いなと思ったところや、こういうところはあんまりかも、と思ったところを続編としてまとめてみたいと思います。
先に結論だけ言っておくと、Special.T、わたしはひとり暮らしの方に薦めたい。
では、Special.Tの悪いところとは?
前回、ステマにしか見えないオススメをしたことですし、まずは使用を続けていて気になってきたことや気付いたことを挙げてみます。
・まろやかすぎる問題
専用の浄水器を通すからなのでしょうか。どのカプセルを選んでも、基本とてもまろやかな口当たりのお茶が入ります。これ、飲みやすくて良いと言えば良いのですが、スタンダードな紅茶、たとえばダージリンやアールグレイなど、適度にコクや渋みを求めたいお茶の場合には物足りないかもしれません。
Special.Tのレビューを見ていると、否定的な意見で一番多いのは「薄い」という声みたいです、確かに、濃いめとはまったく無縁の抽出ですのでわからなくもありません。
わたしはどちらかと言えば過敏なほうなので満足してますが、アールグレイなんかは自分で淹れたほうがいいかも。
・カプセルがやや高いかも問題
これも普段どんな茶葉を買っているかによりますが、一杯あたり70円程度というのは家カフェの感覚ではぎりぎりのラインだろうなと思います。
ただ、Special.Tは自分で茶葉から抽出する場合と比べて「家でお茶を淹れるための手間・時間」を省略してくれているわけですから、それを合わせて考えるべきかなーと。後述しますが「簡単にお茶が入る」っていうのはSpecial.T最大のメリットだと思っています。
改めてしばらく使ってみて、Special.Tの良いところとは?
最初のミーハー期間を通り過ぎた結果、使わなくなって埃を被る末路も想像していましたが、どうやらその心配はなさそうでした。
・むしろひとり暮らし向きの商品なんじゃないの
Special.T最大のメリットは「ボタンを押すだけでお茶が入る」ということ。
本来、好きなひとであればあるほど、「お茶を淹れる」というのは手間のかかる行為のはず。お湯を沸かし、適温に調節し、ポットに茶葉を入れ、時間を計って抽出……もちろん茶葉やポット、カップの後片付けも必要です。Special.Tはその手間を大幅に削減してくれます。タンクに水を入れ、カプセルをセットしてボタンを押す、以上。後片付けも手入れもとても簡単です。
この手間を自分のためだけの1杯に割くのは、正直、いくらお茶好きとはいえハードルが高いです。毎日気軽に、とはいきません。逆に2杯3杯同時に淹れようという時には、Special.Tだとその分単純にカプセルを使わないといけないので、なんだか勿体ないような気もします。
というわけでこれってむしろ、家族のいる方より、ひとり暮らしの方が手軽にお茶を楽しむのにぴったりの商品なのでは?
・サニーグレープフルーツ開発したひとにありがとうって言いたい
・実は霧島煎茶が何よりおいしいかもしれない
おおよそ紅茶マシンとして認知されているSpecial.Tですが、「サニーグレープフルーツ」と「霧島煎茶」がとてもおいしいです。というか紅茶よりこっちのほうがお気に入り。
サニーグレープフルーツは柑橘系のすっきりしたハーブティー。グレープフルーツの爽やかな香りで、少しはちみつ入れたりするとまったりタイムに存在感を放つ主役に!
霧島煎茶は香りも苦みも甘みもバランスが良くて、煎茶を家でいい感じに淹れるのが難しいことを思えばなんて優秀な子なんでしょう。和菓子やチョコレートにも合います。
紅茶以外のほうがおいしいんじゃないの、というのは、悪いことなのか良いことなのか……、それはまあ、いざ購入検討される際には試飲して確かめてみてくださいということで。
次回があるなら通販限定のカプセルを6種類くらい一挙購入するつもりなので、そのレポートなど? を書くかもしれません。お楽しみに?
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