京大受かったよ報告&点数開示
ご無沙汰です。
単刀直入にいうと、京大物工に合格した。
これでサイコの後輩かと思うとしみじみ、、、
(いだちゃんねるのお二人には合格発表日に吉田キャンパスで会えた。)
よく言われることだが、浪人期の一年は終わってみれば一瞬だった。
高校に不合格&浪人報告に行くと、かつて通っていた自分のコースの主任が駿台京都校のHにいきなり電話し問答無用で一年間の二条通いが決定。
京都南校の方が圧倒的に通学しやすかったにも関わらず。
ただ京都校という選択は自体は今思えばこれで良かったとと思う。京都校は京都南校よりも浪人生が多く、周りにある商業施設といえばイズミヤくらいで誘惑は少なかった。京都南校は現役生が多くて浪人生にとっては肩身が狭いし、何より自習室の空調設定がぶっ壊れていた。附図書か!
その点京都校は静かで、自習室はとても広く、先生も良かったらしい。
アロマちゃんと読書家ちゃんにも出会えたので(特に読書家ちゃんは後光が差すレベルで可愛すぎて、「女神」「天使」と呼ぶ京都校生もいたらしい。二人とも無事京大受かってた、おめでとうございます)
駿台に入って浪人生の余裕を見せられたのも束の間。駿台の皮を被った進研模試で現実をつくづく思い知らされ、将来への漠然とした不安を抱きながら前期終了。厚すぎて俄然やる気が起こらなかった化学Sの自習問題も何とか終わったと思えば、化学特講Iの冊子の厚さに横転、そのままだらだらと勉強を続けていた夏季休暇であった。
数学の復習が全く追いつかず、後期終わりがけになってやっと初見の問題でも要素を見つけて解けるようになってきた。杉山先生ありがとう、大好きです。
竹岡先生には前期のど初っ端に質問(ほぼ泣きつき)に行ったのを覚えている。
「先生、英語の勉強方がわかりません」
「(講師室テーブルに置いてあった◯壁の単語見出しのコピーを私に見せながら)君ぃ、これ見てみ。ここ見たら鉄◯が田舎もんの単語帳やいうことがよく分かるよねぇ?そやろ? せやからとにかくLEAPやって英作文添削してもらって、そっからちゃう?」
ありがたい御言葉を頂き3階の自習室に退散した。
授業、講習の度に何度彼の言葉に励まされたことやら。
「俺はコンビニではお茶しか買わん‼️」
夏の終わり頃、滑り止めに防大受験を申し込んだ。我が家は無産関西サラリーマン家庭なので、前期中期後期ダメだったらここに行くしかないと腹を括って挑んだ。防大が第四志望であることも正直に書いた。一次(筆記)試験は無事通過した。家のトイレで合格発表を見て自分の番号があることを確認した。この時期の合格はかなり心の支えになった。面接と身体検査に進んだ。11月早朝の伊丹の寒さは体に応えた。二次試験も何とか通過し、12月末に合格通知書が届き心が少し落ち着いた。これでセーフティネットは確保した訳だが、国公立全落ちすれば自衛隊行き、横須賀に4年間幽閉である。逆に気が引き締まる。
ここまで来れば共通テストまでもう一瞬で、パック問題の得点率に一喜一憂しながらひたすらマークし続ける日々。勉強疲れなのか、物理の高井先生の御姿がいつも以上にイケて見え、彼になら抱かれてもいいとさえ思えた。そんな高井先生のおかげで3年間溜めに溜め込んだ物理への苦手意識が綺麗さっぱり流れ去ったので感謝しかない。
共通テストの直前ともなると年間固定のXSクラスも自分含めピリピリし出し、フロホで至極楽しそうに勉強している男女グループに落ちろ落ちろと心の中で願いながらリスニング教材を解いていた。共テ当日はこの1年間苦楽を共にしてきた浪人仲間や小学校の同級生とも出会い、プチ同窓会の様相を呈していた。共テはなんだかんだで自己最高点を取れたので満足であった。早稲田政経の共テ利用とゲチエッジ奨学金に申し込んでいなかったことを少し悔やんだが、時すでにお寿司、国公立前期に全力を尽くすしかない。
そこからの1ヶ月は過去問と復習をした以外覚えていない。2月入ってすぐ、精神的に参りかけていた時に、現役で入った高校の同級生に吉田キャンパスを案内してもらいミリオンのハンバーグを食べて帰った。
これが無ければ今頃は松ヶ崎か中百舌鳥か横須賀のどこかにいたであろう。
そんなこんなでいよいよ前期受験1日目、国語はいつも通りよくわからないまま終わり、問題の数学は自分的には2完半といったところであった。1日目の帰りのバスで「明日八割取らなければ落ちる」と泣きそうになっていたことを覚えている。2日目は8割には届かないものの何とかギリ及第点を取った感覚であった。そこから中期までの1週間強は勉強が本当に手につかなかった。我らが京都校ではなく友達のいる京都南校に行ってくっちゃべっていた。中期公立を受けに中百舌鳥に向かっている時も前期の結果が気になって頭から離れなかった。
そして運命の3/10、私は京都駅の屋上にいた。受かればそのまま吉田キャンパスへ、受かれば滋賀はとんぼ返りの腹づもりで先ほどの現役で受かった友達と合格発表のサイトを見た。
受験番号は0739。
途中浪人仲間の番号がないことに肝を冷やしながら下へ下へとスクロールしていく。
自分の番号は、、
0739C(物理工学科)!!!!
見つけた時の気持ちよさは忘れられない。19年間の人生、ダントツで1番の達成感であった。4年間の努力が最も求めていた形で報われた。
点数は以下
判定チェッカー(現役/浪人)
これを見ると1年間で案外成長した。
こんなわけで私の大学受験は幕を閉じた。