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動作における難易度についての再考

上記のタイトルについて考える際に複数ある視点から捉える事ができます。

支持基底面、合成重心高、環境、タスク、肢位など様々あります。

が、しかし、誰にとっての難易度なのでしょうか?

立位及び歩行や走行などが自然に問題なくできる状態にある人にとっても立位は仰臥位に比べたら難易度は高いのは間違いない。

ですが、このような人にとって立位で何かする事は何も挑戦的なことではないはずです。

更に言うと人によって得意な事と不得意な事は異なることもあります。

より具体的な話をすると上肢の使い方が得意な人と下肢の使い方が得意な人に分かれる場合もあります。

これらの共通事項として難易度の高い動作になる程より多様な制御が求められて筋活動も高まるということ。

その高まらざるを得ない状況の中でもそれが問題なく自然に出来る人にとっては然程難しくない。

しかし、そのような状況ではより全身の活動が賦活化しているので身体のある部分の制御がし易くなっている可能性が高いと思います。

何故ならば身体は複数ある様々な経路で連結しているからです。

逆に難易度の低い動作は比較すると全身の賦活化や全身の連結度も低い状態にあると言えます。

従って一般的に言う難易度の低い動作が簡単で難易度の高い動作が難しいとは必ずしも言えないはずです。

ここまでの説明はより難易度の高い動作を問題なく出来ている人という前提を忘れてはなりません。

難易度の高い動作になる程可能な選択肢が広がってしまうので、それが適切に出来ない人にとってはこの限りではありません。

この視点で見てもプログラムデザインの中のトレーニング種目配列の仕方も対象者のコンディションによりきりと言えます。

動作の難易度及び誰にとっての難易度なのか?
これに関して一考の余地があるように感じます。

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#動作の難易度
#誰にとっての動作の難易度なのかを捉える必要がある

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横井 勇人
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