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制限を上手く利用する

制限と言った場合、身体のコンディションによるものは想像に優しいです。

基本的にどこかの関節の制限があり動きが出ない場合それは何かを施さなければ変わることはないです。

しかし、身体の制限が無くても制限がかかる場合も多くあります。

例えば平地で走るというのを起点とした場合、登り坂を走る時は前方への移動が相対的な少なくなり上方への動作が勝手に強まります。

結果、上り坂を走る事で平地を走るよりも上方への動作は勝手に強化されます。

平地で前方への制限がない動作でも上方への動作はある程度必要です。

それをある程度強調して且つ強化しやすいのが上り坂で走るという行為です。

これは平地のみでは自然に効率的且つ効果的に強化する事は難しいです。

上記のようなケースでの制限の利用は他の状況でも充分に応用可能であり、応用すべきです。

つまり、ある特定の動作を強化する際に制限を上手く利用してトレーニングする事で余計な事を余計な思考を介さずにあるポイントを強化する事が可能と言えます。

もちろん、ある特定の動作を自由な状況で実行する事は当たり前に大切です。

ですが、上記の理由からあるものをより良くする為に制限と自由を上手く両方使う事は良い策だと私は考えています。

どちらかに偏る事なく目的や熟練度等を考慮してバランスよく配合する事が良き選択です。

そしてこの動作の強化を安易な発想で断定してはいけません。
複合的視点で且つそれを調和的視点で考慮する事が必要不可欠です。

#strengthandconditioning
#movementtraining
#制限と自由

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横井 勇人
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