ご縁がある、の仕組み

先日とある方とのやりとりで

何処のカンパーニュが好きか？
みたいな話から

かのPoilaneの
亡きリオネル-ポワラーヌさんの著書
「ようこそパンの世界へ」の話になり

ふと
何年か目を通していないなと
気づいて
それが頭から離れずにいたので

いざ蔵書を探ってみたものの
これが
誰かにお貸ししたままで
手元にない笑笑

→パン屋さんの間での
資料のシェアは
大いなる楽しみです！

と少し悶々していた矢先

これまた
何年も通っていなかった
地元の古い図書館に
何気なく立ち寄ったところで
見つけ
おぉ〜と小さく唸り
手に取りました

その中に言わずと知れた
Poilaneの看板商品
「mische/ミッシュ」の
配合についての記載があって

type85の石臼挽き粉
スペルト
ライ麦粉が2割

みたいにざっくりと　
書かれていたのが
目に飛び込んできました

こういう事って実はよくあって

本って
しっかり読んでるようでも
その時の自分の興味や心境が
何処にあるかで
目に飛び込んでくる文字が違う

例えば
ある車を雑誌で見かけてかっこいいなと
思ったあと

やたらと街中で
その車種が目につく様になって

最近流行ってるのかな？
とか思う

実際は
その車種が市場に出回ってる数は同じなのに

自分が興味を持った事で
無意識に検索ワードとして
Googleりながら
生活をしてるんですよね

日常の景色の中から
その車の情報を目と脳が
抽出してくれてるんです

そして人は
これを
神の思し召しとか
ご縁があるとか
呼ばれてる　
なんて思うわけです

そんなこんなで
今週はMicheに呼ばれたので笑笑
探究しながら焼こうと思います

フランスのパン屋さんであるPoilaneが
フランス語の
pain de campagne/
パンドカンパーニュではなく

敢えて　
ドイツでの表記である
Miche/ミッシュを使っている事

両者の間には醸し方に大きな違いがある

どうやら
PolaneのMiche美味しさの秘密は
この辺りにもあるようだと

私の型落ち頭脳のGoogleは
睨んでいます

わお！
これは工程の大幅な変更が予見されます
笑笑💦

まあ、いいや

やりたい気持ちに敵うものはありません！
#poilane
#miche
#和歌山パン屋