「FIRE」という生き方について

 *思考整理の為に以下の記事をざっくり要約しています。

https://newspicks.com/news/5148156/?utm_source=newspicks&invoker=np_urlshare_uid3295332&utm_medium=urlshare&utm_campaign=np_urlshare

アメリカのミレニアム世代を中心に「FIREムーブメント」が流行っているようだ。

 FIREとは、"Financial Independence, Retire Early" の略である。
動きとしては、早くから資産を蓄積し運用、生活費を切り詰めることで、経済的自立を達成し、若くして退職を目指すというものだ。

FIREを達成するための戦略として、日本でのFIREブームの火付け役として知られる穂高唯希氏は①高配当株への投資②支出の最適化の2点を挙げている。

 ①について。まず前提として穂高氏の投資哲学は「現代の株式市場を継続的に成長しているとみなし、資金を置き続けること」にある。次に銘柄選定であるが、株式には配当利回りが高い「高配当株」、配当利回りは比較すると低いが将来的な株価の値上がりが見込まれる「グロース株」という分類がある。高配当株はキャッシュが安定して入ってくるため精神面での安定に繋がる。また、配当金を再投資に回すことで原資も回収することが出来る。さらにキャッシュが企業が流出するためグロース株より株式上昇は穏やかである。グロース株は配当利回りは低いが大きく株式上昇を狙うことが出来る。また、株式が値下がりした場合、損だけが残る可能性もある。穂高氏は高配当株を勧める。理由は精神面への配慮。「定期的にキャッシュが入っていきやすい」状態を創ることが出来る方がセミリタイア後もメンタルの安定に繋がると考えたようだ。

 忙しいビジネスパーソンには投資信託やETFを穂高氏は勧めている。投資信託には楽天VTI(米国株の市場全体に分散投資する投資信託)、高配当株ETFの代表格としてVYM(配当金が比較的多く、近い将来に配当を多めに得たい人、配当金における精神面でのメリットを重視したい人におすすめ)、成長性や理論面を重視したい人にはVTIやVOO(配当が少ないが低コストで市場平均に沿った成長を享受できるため、目先の配当金を多く必要としない人、老後の資産形成に取り組みたい若い世代におすすめ)をすすめている。

また、積み立てるタイミングとしては一ヶ月に一度一気に投資することを勧めている。

支出の最適化について。①水筒持参②飲み物は白湯で③書籍は図書館利用(新刊は予約)④飲み会は必要最低限⑤株主優待活用⑥散髪はセルフや1000円カット⑦携帯は格安シム⑧プールやジムは公共施設利用⑨支払いは現金ではなくクレカで⑩保険には入らない⑪階段を利用し体を鍛える

などを挙げている。


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