電通大夜間の入試について
はじめに
2024年4月から電気通信大学 先端工学基礎過程(夜間主)に通う予定のhayatonと申します。
入試を受けるにあたって、先輩方の記事を非常に参考にしたので、自分も同じように夜間大学を受けようとしている人の参考になればと思い、記事を書きました。参考になった、いいねと思ったらスキください!^-^
筆者について
現在27歳でWebエンジニアとしてベンチャー企業で働いております。
専門学校時代からの副業期間を含めるとエンジニア歴は約3年ほどです。
簡単にこれまでの経歴を書くと、高校卒業後→某携帯ショップ店員→専門学校2年→社内SE1年→ベンチャー企業でWebエンジニアです。
大学受験をしたことがなく、高校も商業高校だったのでまともに数学・理科・英語を勉強してませんでした。
勉強期間
大学入試を意識して勉強し出したのは、2022年9月からです。
去年落ちて、今年合格しました。
試験内容
1日目に学力試験(数学・英語・物理・化学)、2日目に個人面接があります。
どのように勉強したか
全体の出来としては大体4割〜5割くらいかなと思います。。
正直あと1年〜2年は覚悟していたので、その後も勉強を続けてました。
大学受験を受けたことがなく、ネットの情報を頼りに自己流で勉強をしましたが、1回目は不合格。「このままの勉強方法だと絶対に合格できない」と思ったので、X(旧Twitter)で合格した方にどのような勉強をしていたかDMしました。(迷惑になってたらすみません。。)
お優しい方ばかりで快く教えてくださり、その方々の勉強法を参考に勉強ルートを確立していきました。
数学
正直中学数学から怪しかったので、中学数学から勉強しました。
1週間くらいでおさらいしました。そんなにがっつりはやってないです。
高校数学はマセマ出版社のはじはじ数学シリーズがとても分かり易かったです。途中式が省かれすぎて意味が分からないといったことが他の参考書ではあったのですが、マセマ出版社はとにかく丁寧なので本当にゼロの状態からでも頭に入り易かったです。
はじはじ数学シリーズと問題演習用に基礎問題精講を併用しました。
単元ごとに併用して進めていくとスムーズかと思います。
基礎問題精講は最初はとっつきにくかったのですが、ネットで調べたりして例題だけでも解けるように勉強しました。
また、過去問の傾向から、確率を重点的に勉強したいと思い、ハッとめざめる確率という参考書の基礎部分だけ勉強しましたが、基礎問題精講と過去問だけで十分だと思います。
また、受験の月というサイトも高校数学の練習問題を解くのに最適です。
参考書(上から順に勉強)
・中学数学の解き方をひとつひとつわかりやすく。
・マセマ出版社 はじはじ数学シリーズ(数IA、数IIB、数III)
・基礎問題精講シリーズ(数IA、数IIB、数III)
・ハッとめざめる確率
物理
高校生の時に勉強した記憶がなく、0からの勉強でした。
物理のエッセンスのレベルまで理解できるようになれば、十分過去問の内容を理解できると思います。
物理のエッセンスは、参考書だけだと理解できなかったのでネットで検索したり、解説動画を見ながら勉強を進めました。
特におすすめのチャンネルが真辺先生の解説動画というチャンネルで、この方は物理のエッセンスのほぼ全ての問題を解説されているので、0からでも理解することができます!本当に助かりました。。毎回各単元の復習から入るので、勉強期間が空いていてもすんなり理解できました。
また、最初から全ての単元をこなすのは無理だと感じたので、過去問の傾向から力学と電磁気は頻出だったので、そこだけ勉強しました。
参考書(上から順に勉強)
・宇宙一わかりやすい高校物理 力学・波動
・宇宙一わかりやすい高校物理 電磁気・熱・原子
・物理のエッセンス 力学・波動
・物理のエッセンス 熱・電磁気・原子
化学
過去問の出題比率からして優先度低めだったので、全く対策しませんでした。その分、物理に勉強を充てることができました。
理論化学がメインで出ているようなので、勉強をする際は、理論化学だけでも完璧にできるといいのではないかと思いました。
英語
単語帳と文法のみ対策しました。が、あまり点数は奮わなかったです(これからちゃんと勉強しないと。。)
過去問の傾向からすると、問題を見なくても、文法問題の並び替えとかは回答できそうだったので、文法問題と単語帳で単語を覚えることを優先して行いました。正直数学と物理の勉強で手一杯で1週間〜2週間くらいしか勉強に充てれませんでした。
単語帳はだいぶ前に買っていた、どうせ使うなら面白い本使おうと思って、うんこ英単語2000という本で単語覚えてました。例文が全てアレに変わっていて途中から何言ってるんだろう…?となりました。
文法書はポラリス1を使いました。あまり参考書を増やさないでとりあえずこの1冊をちゃんと理解しようという気持ちで勉強してました。
面接について
面接は、個人面接のみでした。
1日目の学力試験は私服でしたが、2日目の面接はスーツで行ったほうが無難です。(先輩方でスーツで行ってなくても合格された方を知っているので合否に関係するかは分かりませんが)
面接官は3人で、席に着くと早速質問が始まりました。
聞かれた内容は以下です。
志望動機
数学をどのように捉えているか(ex.哲学)
数学の苦手な部分
数学の楽しい部分
大学院に行く気はあるか
弊学では社会人で働きながら大学院に行けることを知っているか
会社に了承を得ているか
テストの出来(50点満点とすると何点くらいか)
数学をどのように克服していくか
専門学校では足りなかったのか
会社と両立はできそうか
博士課程まで行く予定か
金銭的には大丈夫か
いつ復習するか
数学について特に聞かれたので、焦りました。それ以外は想定内の質問だったので落ち着いて話すことができたかと思います。
あと意外にマナーを忘れていたので、そこも前日におさらいしました。
勉強するにあたって意識したこと
基本的に仕事が終わってから勉強をするので、あまり時間がありません。
そんな中どんなことを意識して勉強をしていったかを書いていこうと思います。
やることとやらないことを決める
やることを決めるだけじゃなく、やらないことも決めました。
やることに集中するためです。
強制的に勉強ができる環境に身を置く
仕事終わりだと家帰って勉強なんて絶対に出来ないと思ったので、家以外で勉強することを考えました。最初はカフェで勉強していましたが、人の目が気になったり、仕事が終わってからだとすぐに店が閉まるので、平日の勉強は出来ませんでした。
それでちょうどいいと思ったのが、勉強カフェです。
社会人向けの会員制自習室です。
最初は勉強の習慣をつけるという意味でも通うことを目標にしてました。
平日は基本23時までやっていて、土日も22時くらいまでやってるのと好きなだけいれるので、仕事終わりはほぼ毎日ここに通って勉強してました。
こういった環境がすぐ身近にあるのも都会ならではなのかなと思いました。
最後に
今は引越しや課題で追われていますが、とにかく卒業することを第一目標に頑張りたいと思います!
そして、同じように志を持つ方の参考になれば幸いです!