世界一周15日目 MY FOOTBALL KIT で遊んだ日in ラオス
5月5日、ラオスの首都ヴィエンチャンから離れた所にあるシェンクワンという都市に来ました。
「ラオスに学校を建てる」夢人という団体とHRInstituteという会社の合同プロジェクトに帯同し、僕は子供たちにMY FOOTBALL KITをプレゼントしました。
今までは首都にしか行っていませんでしたが、今回初めて地方に行きました。
シェンクワンはラオスの中でも貧しい地域で、空港に着いた瞬間にそれを感じさせられました。
学校を建設する場所は約27世帯の人が暮らす小さな村で、本当に何もないところでした。子供たちが勉強している教室を見て言葉を失いしまた。自分がどれだけ恵まれた環境にいたのか、理解できてると思っていましたが、やはりこの目で見るまで本当の意味で分かってはいませんでした。
これが今小学生たちが勉強している教室で、その隣に新しい学校を建設中です。この校舎を建てる支援をしているのが夢人とHRInstituteです。
まだ校舎は未完成ですが、校舎引渡しのセレモニーをしてから様々なレクリエーションで子供たちと遊びました。校舎は8月に完成予定らしいです。
折り紙をしたい子、かけっ子をしたい子、型抜きにくじ引きなど、様々な選択肢の中から子供たちが自分の興味のある所に行って楽しむという形でした。
もちろん僕はサッカー担当で、ボブさんと一緒に子供たちとサッカーをしました。MY FOOTBALL KIT はやっぱり子供たちにとって不思議なボールで最初は近づいてこようともしませんでした(笑)
カンボジアの子供達とは年代も反応も違って少々戸惑いましたが、僕がボールを組み立て始めると少しずつ興味を持ち始めてくれました。最終的には沢山の子供たちが一緒になってボールを組み立て、サッカーを楽しみました。
僕が探した限りでは学校にサッカーボールらしきものは見当たらず、もしかしたら子供達にとって初めてのサッカーボールだったのかもしれません。だからなのか、もうみんな激しい激しい(笑)
一つのボールを全力で追いかけて束になって、サッカーとしての形を保ててはいなかったですが、額に光る汗と子供たちの満面の笑みが全てを物語ってくれました。
もちろんサッカーだけじゃなくて、他のレクリエーションを楽しむ子供たちの笑顔も最高でした。
本当にあの純粋な笑顔は世界を救います。
貴重な体験とをさせてくれた夢人とHRInstitute 、そしてモルテンに感謝の気持ちでいっぱいです。
このサッカーボールが子供たちの将来を明るくしてくれることを願っていますが、現実はそう甘くはないと思います。だからこそ自分が何をすべきなのか、何ができるのかをもっと考えて洗練していかなければならないと深く考えさせられました。
僕と同じ18歳の時にこのラオスに来て、この夢人という団体を作り上げたナイスガイさんも初めてラオスに来た時に絶望したと言っていました。
この絶望感を忘れずに、どうすればここに暮らす人々が良くなるのかを今も常に考えているそうです。
本当に学ぶことが多いです。
僕は自分にできることを。
やりたいことを見つけて、自分なりのやり方で世の中に貢献したいと思いました。
すごく貴重な経験。
貴重な経験で終わらせずに、この先の糧にして進んでいかなければ意味はないですね。
ナイスガイさんとは今日でお別れです。
僕も負けじと頑張ります😁