令和の新鋭相生学院
幻のゴールで話題になった、第100回高校サッカー選手権県予選準決勝。
芦屋学園VS相生学院の試合を振り返りたいと思います。
試合前の選手たちの雰囲気や、実際にピッチに立ってプレーして見てどう感じたかのか。
相生学院の選手たちはどんな人だったのか。
まだ思い返そうとすると悲しくなりますが、涙を堪えながら振り返りたいと思います。
まず結果は、負けました。1-2です。
先制点を許してしまい、同点においつましたが、終了間際にJ3カマタマーレですでにプレーしている3年生FW福井悠人君に点を決められてしまいました。
この試合が少し話題になったのは【幻のゴール】と呼ばれるゴールが生まれたからです。
ロスタイムに左サイドからのクロスを折り返し、それを決めて同点に追いついたと思ったらまさかのオフサイド。
試合はそのまま終了。
1度はゴールになったかと思いましたが、まさかの結果に正直戸惑いました。
その直後に試合終了のホイッスルが鳴り、僕たちの全国大会出場の夢は叶いませんでした。
このゴールがオフサイドがオフサイドじゃないのか、真偽はわかりませんが僕たちは相生学院に負けました。
チャンスを確実に仕留められなかったのが敗因だと思っています。後半から出場したにも関わらず、結果を残せなかったことが悔しいです。
だから成長します!この一年で力をつけて来年の選手権では絶対に全国大会に出場します。
★強かった
相生学院はめっちゃ強かったです。
プロの福井悠人君もめちゃくちゃ上手かったし、センターバックもめっちゃフィードうまかったし、ボランチはめちゃくちゃ体強くて、それ以外も全員めちゃくちゃ上手かったです。
実際にプレーしてみないとわからないと思いますが、僕はFWだったのでCBとマッチアップでした。距離感やタイミングの取り方がうまくて、めちゃくちゃやりづらかったです。
クリアーボール1つにしても、ただクリアするんじゃなくて僕たちが嫌なところにクリアしてくるし、球際の守備も強かったです。
チームというよりは僕個人的な感想ですが、完敗でした。何もできませんでした。
そして相生学院の選手たちはとても素晴らしい人たちでした。
試合終了後、泣きながらハグをしました。
僕が『ありがとう。頑張って。』と言うと、
相生学院の選手は、
『ありがとう。最高の試合やった、絶対全国行くわ。』と言って、肩を叩いてくれました。
ユニホームを着替えて、少しだけ相生学院の選手と話した時も、みんな一言目には『ありがとう』と言ってくれて、負けたけど、応援したいと思うような、そんなチームでした。
応援させてくれる人たちでした。
なので決勝戦は、イチ相生学院ファンとして試合を見ていました。やっぱりうまかったしかっこよかった。
来年は絶対に僕たちがあの舞台で勝つんだ!と強く思いました。
試合には負けたけど、相生学院から多くのことを吸収してもっと成長しないといけません。
試合終了後、最後のロッカールームでの涙の味を忘れることなく。
そして初めて見た監督の土下座。
二度とあんな事をさせないために、強くなります!
芦屋学園はまだまだこれからです!
僕の記事には一部有料記事があります。
有料記事には選手権のことやインターハイのこと、僕たちしか知らない、因縁の対決など、内側から芦屋学園のサッカー事情を書いていこうと思っています。
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ちょっとでも面白いなと思ったら、記事を読んでくれると嬉しいです。