馬券の効率的な買い方『合成オッズ』算出方法を紹介します!
どうも金堀競馬研究所所長の金堀はやとです。
競馬予想家としての実績は…
🏇独自の指数を作成し2022年2,601レース購入
🏇年間回収率は113.7%
🏇1年で元手100万円→7,531万円
という成績を出しており競馬だけで生活できる競馬のプロです。
合成オッズは馬券を購入する際に必ず抑えておかないと回収率が極端に下がってしまいます。回収率を高めるためにもこれからお伝えする合成オッズを理解した上で馬券購入を行いましょう。
合成オッズとは
合成オッズとは、複数の買い目を組み合わせて算出する複合的なオッズ(期待値)のことです。
複数の券種を払い戻し金額が均等になるように資金配分をする際に、総掛け金に対して想定される払い戻し倍率のことを指します。
合成オッズの計算方法は、点数が複数あるときのそれぞれのオッズの逆数(1をその数で割った数字)を足して、その足した数の逆数が合成オッズとなります。
合成オッズの計算方法
合成オッズ = 1 ÷ (1 ÷ オッズA + 1 ÷ オッズB + 1 …)
均等払い戻し時の購入金額計算方法
買い目の購入金額 = 総購入金額 × 合成オッズ ÷ 買い目のオッズ
これらの式だけを出されてもわかりにくいと思いますので、具体例を上げて紹介します。
例えば、単勝オッズが2倍、5倍、10倍のときの合成オッズを計算してみます。(購入金額が1,000円の場合)
合成オッズは…
オッズ2倍のとき、逆数は1 ÷ 2 = 0.5
オッズ5倍のとき、逆数は1 ÷ 5 = 0.2
オッズ10倍のとき、逆数は1 ÷ 10 = 0.1
逆数の合計は0.8となります。
この逆数の合計である0.8の逆数「1 ÷ 0.8 = 1.25」の1.25が合成オッズとなります。
均等払い戻しの場合の購入金額は…
1,000 × 1.25 ÷ 2 = 625円(四捨五入して600円)
1,000 × 1.25 ÷ 5 = 250円(四捨五入して300円)
1,000 × 1.25 ÷ 10 = 125円(四捨五入して100円)
※馬券購入は100円からなので四捨五入しています。
想定される払い戻し金額は…
600円 × 2 = 1,200円
300円 × 5 = 1,500円
100円 × 1 = 1,000円
というような金額が算出されます。
合成オッズの考え方
まず大前提として合成オッズが1倍を切るような買い方をするのはやめましょう。
合成オッズ1倍以下の馬券を購入することは期待値としてマイナスになる馬券を購入していることに他なりません。その場合は購入点数を減らすか、レースを見するようにしましょう。
合成オッズの考え方がわかると単勝は1点だけしか買わないという考え方から開放されます。合成オッズを使って馬券を買うというのは、複数の点数を買うことで期待値のブレを減らすことができるようになります。
僕自身は金堀妙味指数を使って合成オッズが常に150%を超えるような買い方で馬券を購入して、収支のブレを減らすようにしています。
まとめ
合成オッズをいちいち計算するのは面倒だと思いますので、事前にエクセルなどで計算式を作成しておき、購入する券種のオッズと点数を入力できるような状態にしておきましょう。
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