「ローカルという罠」①都市と地方ってやめませんか編
新型コロナウイルスでなかなか外にもでれないので、つれづれなるままに色々と思考を残していこうと思い、とても久しぶりにnote.に。筆不精なため、書こうと思った自分をまず褒めようと思う。。これからも上げていくはず。はず。。。
いわゆる地方創生系のジャンル?で活動している立場で、いきなり挑戦的な題名ですね(笑)
新型コロナウイルスで地方に転職したい都市部の若者に意識広がるという記事もでていますね。とはいえ「したい」と「する」はいくつも大きな壁があるよなって考えていて、個人的には新型コロナによって、「都市」から「地方」に人が流れるのかというというと、一部の「地方」を除いてそんなに変わらないのかなと思っています。そしてこの記事で思い出したのが「都市」と「地方」という二軸だけでしゃべることが気持ち悪いなと前々から思っていて、まずはその話をしたいと思います。次の記事で「都市から地方の人の流れ」と「都市から地方への横展開」あたりも、書いてみようと思います。
「ローカルという罠」都市と地方という二軸じゃなくて、4つに分けて考えてみる
「都市・シティ」と聞いたら、たぶん高層ビルとか商業集積したりしているのを想像しますよね?でも「地方・ローカル」と聞いてどんな風景を思う浮かべますか?いわゆる田園風景、海、それ以外だと大きい幹線道路にドライブインのチェーン店が並ぶ、などなどいろいろありますよね。はたまた最近は、首都圏の郊外もローカル(地方)だよねーって聞くこともあります。そう、人によってイメージいろいろあるんですよね。
シティと都市や地方とローカルの定義の差とかあると思うんですが、使い分けとか意識的にしゃべったりしてますか?してないですよね。自分の中でこんな感じで考えるとわかりやすいなーと思ってるのが下記の4つの分け方です。(※いやもっと分けないとーとか、もっと個別化が必要!わかります。ただそうするともうわけのわからないことになるので。これくらいで、みんなの共通認識図れたらもっといいじゃないかなって話です。)
①City of City(CoC) 東京、政令指定都市など
②Local of City(LoC) 首都圏郊外
③City of Local(CoL) 地方都市
④Local of Local (LoL)地方都市以外のまち
シティや都市っていったらたぶんみんなこの①CoCをきっとイメージすると思うんですが、ローカルや地方っていうとこの②③④とイメージがわかれたりします。なのにこれまでの二軸だと同じくくりになってしまう。(※ちなみに私の中では、④LoLは感覚的には、人口5万人以下、人口密度100人/km2以下という感じです。)
人口、人口密度、商圏等々様々なものが明らかに異なってくるため、ほかの「地方」でやっているようなことやマインドで、同じようにやっても通用しないという話です。その個別化するという意識づけのためにも、最低限「地方・ローカル」の言葉の意味をこれくらい踏まえたで、セミナーやトークできるといいのではということです。いま「地方・ローカル」で活躍されている方には、当たり前だろ!って認識があると思いますが、実際私が東京でサラリーマンをしているときは、「地方・ローカル」という言葉をこんな風には考えていなかったのもあるので、これから「地方・ローカル」に関わる方の参考になればと思います。
まとめ
ローカルという罠とは、都市と地方といった二軸だけだと「地方・ローカル」という言葉が人のイメージの違いが大きく、誤解が生まれてしまうということ。そしてもちろん個別化していくことが大切だけど、まずは都市と地方と2つに分けるだけではなく、最低限4つに分けるくらいで共通認識もってイベントとかトークとかできたらもっと話が深まっていっていいのになというお話でした。
次の記事では、人の流れと横展開について!話していきたいと思います!