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2025年 あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

今年は鈴鹿サンデーロードレースのお手伝いを始めて11年目のシーズンになります。

昨年、2024年はマシンのセッティングの見直しやデータロガーの解析方法を改善したことにより、戦闘力を大幅に改善できたと思っています。

今年はその延長線上としてデータロガーの解析技術の向上を軸にマシンの成熟に専念していきたいと考えています。


今年やりたいこととして
1. MBDAデータロガーのデータ解析の幅を広げる
2. タイヤ内圧のロギング機能を追加する
3. 新しいタイヤにいち早く対応する
この3つが大きなテーマになると思います。


1. MBDAデータロガーのデータ解析の幅を広げる

2024年開幕戦の段階でMBDAデータロガーを解析するソフトは大枠完成していました。
主な機能はA/Fの解析と最適な補正量の算出のみでしたが、これがうまく動いてくれていました。
今年はその改良版として、気筒ごとのA/F解析と補正量の算出に対応させてマシンの戦闘力向上を狙います。


2. タイヤ内圧のロギング機能を追加する

長年やりたかったことの一つで、走行中のタイヤ内圧を可視化することになります。
毎回、走行直後にタイヤ内圧は測定しますが、走行しているときの気温、路面温度、インラップのペースによって多少測定値が変わるのでは?と思っていました。
今年はその謎を解明するために走行中のタイヤ内圧を測定して可視化することを目標とします。
速さに直結するかは分かりませんが、季節や気象条件に左右されず常に安定したマシンに仕上げるのが目的です。


3. 新しいタイヤにいち早く対応する

2025年から250cc系のレースはダンロップα-13SPからKR410にタイヤが変更になります。
2025年に限り、切り替え時期としてα-13SPも使用可ですが、早めにKR410に乗り換えた方がよいでしょう。
開幕戦前にどれだけデータを取ってうまくアジャストしていくかが2025年のランキング争いの鍵を握ると思います。


ざっとですが、今年やりたいことを書きました。
ソフト開発の状況や速く走るために取り組んで評判が良かったことなどは随時書き残して行こうと思います。

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