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リビングin階段について考える🤔
人気な間取りの一つですね。
家族が顔を合わせやすいですし、吹抜と組み合わせると解放感も演出できます。
そこで検討しておきたいのが冷暖房効果。
LDKの体積が増えますので当然ながら冷暖房効果は落ちます。
吹抜を設けない場合は階段の前に扉を設けて間仕切りましょう。階段室が出来てリビングin階段ながら階段とリビングで分断が可能になりますので冷暖房の問題も解消できます。
吹抜がある場合はスチールやアルミ階段も人気ですね。
しかし登り降りする際には思ったよりも揺れますので駆け上がったりしないように注意が必要です。
ここまでは、リビングin階段を採用する時の注意点をあげましたが個人的にはオススメ出来きません。個人的には最大のデメリットが存在します。
それは「音」です!
気密性が重要視されてきている住宅ですから音も反響しやすくなっており、出来ればLDKと階段は廊下等を挟んで隣接を避けたいところ。
2階のトイレの音やキッチンの食器を片付ける音がお互いにつつぬけとなります。
実のところ、リビングin階段はご要望で頂く件数としては下降気味です。間取りはファッションと同じで流行り廃りがありますが、機能性や効率、光熱費などのコストパフォーマンスが優先されるようなってきた今日、採用される際は一度立ち止まって
リビングin階段にしなければいけない理由をお考えください。
間取りで悩んでいる方に参考となれば幸いです。