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最終報告書:地方自治体観光プロモーションにおける映像制作の活用

1. 実験の目的と背景

地方自治体の観光プロモーションは、地域の魅力を効果的に発信し、観光客を呼び込むための重要な手段です。
私はフリーランスとして映像制作スキルを活かし、これまで企業や団体のプロモーション映像制作に携わってきました。
この経験を地方自治体の観光プロモーションに応用し、地域の観光資源を最大限に活用することで、観光客数の増加や地域ブランドの向上に寄与することを目指しました。

背景には、地方創生や地域活性化への個人的な関心と、映像制作スキルを地域社会に還元したいという思いがあります。
これまで、以下のプロジェクトに参加提案を行いました。

不採用
• とちぎ観光デジタルマーケティング・インバウンド
• 豪州向け愛媛県観光デジタルマーケティング事業ディレクター
• 筑後市観光プロモーション映像制作業務
• 福岡県SNS等を活用した広域観光エリアプロモーション業務
• 筑前町観光情報発信業務
• ジオストーリーから見た神戸の魅力プロモーション業務
• 久留米Instagramを活用した情報発信業務
• くまもと県南PR動画制作

これらのプロジェクトに提案しましたが、いずれも採用には至りませんでした。
その結果、今回の実験は成功とはなりませんでしたが、得た経験は今後の挑戦に活かせる貴重なものです。

2. 検証したいこと

この実験では、以下の点を明らかにすることを目的としていました。

1. 映像制作が観光客数の増加に与える影響
2. 地域ブランドの向上への寄与
3. 地元住民の観光プロモーションへの参加意識の変化


3. 活動の概要

3.1 映像制作プロジェクトの立ち上げ
• 地方自治体と目的やターゲット層の明確化を行う打ち合わせを実施。
• プロジェクトチームを編成し、役割を分担。

3.2 映像コンセプトの策定と撮影
• 地域の観光資源やイベントを取材し、映像コンセプトを策定。
• 撮影スケジュールを立案し、現地での撮影を実施。

3.3 編集と配信
• 撮影素材を編集し、プロモーション映像を制作。
• 完成映像を公式サイトやSNS、観光情報サイトで配信。

3.4 効果測定
• 観光客数の変化を調査。
• 視聴者のアンケートを実施し、地域への関心の変化を測定。
• SNSでの反響を分析。

4. 課題

• 採用には至らなかったプロジェクトが多く、提案内容やアプローチ方法の見直しが必要。
• 効果測定の数値に明確な成果が見られず、目標の達成には至らなかった。

5. 結論と今後の展望

今回の実験は、提案したプロジェクトが採用されなかったため失敗といえる結果に終わりました。
しかし、地方自治体との関わり方や映像制作の提案方法について多くを学びました。
これらの経験をもとに、次回のプロジェクトではより効果的なアプローチを模索し、再挑戦していきたいと考えています。

具体的には、以下の点を改善していきます。
• 自治体が求める具体的な成果をより明確に示した提案資料の作成。
• 地域住民や観光業関係者との連携を強化し、プロジェクトの実現性を高める。
• SNSやオンラインプラットフォームでの映像配信の効果を最大化するための工夫。

次なる挑戦では、これまでの課題を乗り越え、地方観光プロモーションにおいて映像制作がもたらす価値を実証していきます。

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