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福井 三賀子/看護師/更年期探究家
2024年5月2日 09:47
更年期頃になると、悶々した気持ちになる事は、誰しもが体感したことがあると思います。それは、不安かもしれないし、怒りや恐怖かもしれません。私たちのDNAには、生存競争に残るための智慧が入っていますが、ネガティブな感情を起こしたり、わざと苦しめて、生き抜く方向に気づかせてくれています。知っていましたか?嫌な出来事を誰かのせいにしていた人ほどその感覚は強く、行動を起こせる力がある事を。私は
2023年11月18日 20:32
全身性エリテマトーデスや関節リウマチの患者さんが増えています。この疾患は、自分の免疫機能で自分を攻撃してしまう病です。全身性エリテマトーデスの詳しい原因は未だにわかっていませんが、女性ホルモンが関係しているのでは…との意見もあります。でも、なんだか変ですよね。そもそも女性は子を産む性質を持って生まれてきます。成熟期になると女性ホルモンが整い、免疫力だって高まり、子供がいつ産まれても良い状
2023年9月25日 16:12
今、世の中のニュースは性に関する問題が多いですね。文化的につくられた性の意識に苦しめられている人は相当多いと思います。性について考える時、性交にのみ関心が集まりやすいですが、その人の性の在り方を知ることで自分も関わる人たちも昇華できるのだと思います。なぜなら「性」は生きるための根源だからです。根源とは、人として存在するための中心的な事柄のこと。それがなければ生きられないという事。例
2023年7月21日 12:30
パーキンソン症状の日内変動は、看護師や介護士を悩ます症状の一つです。無表情で体が小刻みに震えたり、カチカチに固まったりするので転倒しやすいです。オフの時は便秘にもなりやすく薬を使わないと辛いのです。そうかと思うと立ち上がりどこまでも歩いてよくしゃべるオンの時。進行してくると幻覚や幻聴もあるため、ご本人も介護する側も大変だと思います。そんな姿を、オンだオフだと言って困り事として捉えている私
2023年7月4日 12:01
年齢とともにアレルギー症状が変化することを医学用語でアレルギーマーチといいます。私は幼い頃からアトピーで、小学生になったら喘息。そして、中学では鼻炎からまたアトピーを繰り返して…。見事にアレルギーという症状を背負って行進し続けて来ました。一番外見が美しいと言われる少女時代は、皮膚はボロボロで真っ赤に腫れ上がり、少し治ると喘息で不眠。朝晩は鼻炎で鼻がグズグスと、出口の見えない症状に疲弊して
2023年5月14日 21:10
部下が期待通りに動いてくれない、こんなに尽くしているのに心が通じ合わない…いったいどうしたら良いのだろうと、悩んでいる管理職の方も多いと思います。今、管理職のウツ病は右肩上がりに上司していますから、心のバランスをとらないと良からぬ方向へ呑み込まれてしまいます。心と体が変化する更年期は「期待」という取り引きを止めないと、期待外れが体にダメージを与えす。それは、相手の軸で生きていることを意味し
2022年11月24日 07:23
幼い頃、魔法使いサリー、秘密のアッコちゃん、魔女っ子メグ、魔法のマコちゃんなどの魔法シリーズは、取り憑かれたように夢中になって見ていたのを覚えています。特に、魔法の呪文は今でもはっきりと覚えていて、懐かしい少女の頃の記憶がよみがえります。変身コンパクトを開く度に「テクマクマヤコン」を唱えながら、素敵な女性になった私をイメージして喜んだものです。日本の魔女シリーズは人間の世界に憧れた少女が様