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My Favorite Works

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私の心に響いた素敵な記事。笑いあり、涙あり、感動あり。忖度なし、下心なし、計算なしで私が読み返したくなる作品ばかりです。
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#創作大賞2023

家出記念日

2023年1月22日

Googleカレンダーに予定や抱負、日記を書いて5年経つ。

ログインさえすれば、スマホを替えても消えない。
パソコンでもiPadでも見れる。
そこが好きで、ずっとGoogleカレンダー。

基本は水色。
やることは黄色。
楽しみはピンク。

大まかに色だけ決めて緩くやっているけれど、見返すと面白い。

電気毛布をつけたベッドに転がって遡っていると、見慣れぬ赤色を見つけた。

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「私の日」

「私の日」

「私の日」と「制定」する!!

この世界には誰もいない

すべて自分なのだ

「人」や「モノ」があって

「私」が存在するのではない。

「私」が

「人」や「モノ」を

「創造」しているだけなのだ。

「外側のものすべて」が

私の「位置」を決めているのではない。

今いる「位置」は

全て私が決めたものなのだ。

「孤独」を選んでいるのではない。

人は恐れるから

「孤独という言葉」を選んで

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「ビリギャルは、元々頭が良かったんだよ。」

「ビリギャルは、元々頭が良かったんだよ。」

さやかちゃんは、元々頭が良かったんだよ。

ビリギャル本人として活動するようになって、何万回と言われ続けてきたこの言葉。ビリギャル原作が出版されて今年で10周年を迎えようとしている今でも、言われ続けてる。今週オランダで初めて会った人にも言われた。慶應に受かるまでは地頭悪いって言われてたから、突然全く逆のこと言われるようになってびっくりしてる。地頭ってそんなにすぐ変わるもんなの?

日本人は「地頭」

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「父」のこと

「父」のこと

ども!(笑)

天道 馬七です!!(笑)

「父の日」が近いので、ふと、(笑)

「父のこと」を書いてみようかな?と。(笑)

僕は、(笑)

「父」も「母」も「キライ」でして、(笑)

何も「尊敬すること」がありません。(笑)

「必然的」に、(笑)

「母のこと」も

ハナシしなくてはならないんですけど、(笑)

「目立った暴力」とかは、ありませんでした。

「毒親さん」と呼ぶには至らず、(笑

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リンダばあちゃん! 運転中に泣いたら危ない!

リンダばあちゃん! 運転中に泣いたら危ない!

俺が20代前半でお肌にも張りとツヤがあった頃の話である。かねてから外国暮らしに憧れていた俺は、働きながら海外で生活できるワーキング・ホリデー・ビザというものがあることを知り、それを利用してオーストラリアに行くことにした。

しかしこの話は、そんなビザ制度を紹介し青少年の海外渡航を奨励するような話ではなく、ある青二才が外国で出会ったある年上の女性に関する、個人的な思い出話なのである。

そろそろ残高

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パパ、今までごめん。いつもありがとう。

パパ、今までごめん。いつもありがとう。

たったいま沖縄旅行から戻り、東京の自宅にてPCを開き、この文章を書いている。きっとこの沖縄旅行は、何歳になっても忘れないだろう。今の気持ちを、記しておきたい。

「なんで結婚しちゃったんだろう?」

ビリギャル原作や私の本を読んでくださった方、または映画「ビリギャル」など見てくださった方はなんとなくご存知かもしれないが、私の両親は「なんで結婚しちゃったんだろう・・?」と不思議なくらい、仲があまり良

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「僕がイラストレーターになるまでの長く曲がりくねった道」 その④

「僕がイラストレーターになるまでの長く曲がりくねった道」 その④

この記事は昨日の続きです。

そして今度はゲーム業界に身を置く

さて、僕はイラストレーターにもなれず、漫画家も断念し・・・
やることが何も無くなった・・・

そんな或る日、調布でバイト時代に知り合った仲のいい後輩のT君が連絡をくれた。

「もりおさん、もし良かったら僕と一緒にコンピュータゲームを作りませんか? 僕は今プログラマーなんです。もりおさんにゲームのキャラクターデザインやシナリオを描いて

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「僕がイラストレーターになるまでの長く曲がりくねった道」 ⑤最終回

「僕がイラストレーターになるまでの長く曲がりくねった道」 ⑤最終回

もう全て終わりにしようと思った時に

この記事は昨日の続きです。

ラストチャレンジ

さて、僕はイラストレーターにも漫画家にもなれず、ゲーム業界に身を置くもリストラされ・・・

何をやっても結局失敗した

気づけば早40歳が目の前に来ていた

40と言えば人生の半分・・・

自分を信じて東京に出て20年・・・

10年売れなくて花が咲いた演歌歌手はいるが、20年は流石に聞かない(笑)

やめよう

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「僕がイラストレーターになるまでの長く曲がりくねった道」 その③

「僕がイラストレーターになるまでの長く曲がりくねった道」 その③

この記事は昨日の続きです。

「その3.更なる地獄へ落ちた30代」

職業アイデンティティー

さて、僕はこうして「少年ビックコミック」新人賞を頂いた。
ところが、賞が発表になり、さぁこれで本格的に漫画家を目指そう・・という時になって・・・思いもかけない自分の欠陥に僕は気づいた。

それは、プロの漫画家になるためには余りにも大きな欠陥だった。

例えば、漫画家志望の若者のポケットには、大方こんな夢

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「僕がイラストレーターになるまでの長く曲がりくねった道」 その②

「僕がイラストレーターになるまでの長く曲がりくねった道」 その②

この記事は昨日の続きです。

一瞬天国の光がかい間見えた

さて、中学時代に憧れたイラストレーターにもなれず、20代を無為に過ごし、僕は自分を疑った・・・

自分は一体何になりたいのだろう・・・と。

だが、30歳をとうに過ぎた或る日・・・
何を思ったか(情けないが理由をよく覚えていない、何といい加減なんだろう)僕は一大決心をする。

僕は、何と10年ぶりに漫画を描いた。
十代の最後に描いたような

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「僕がイラストレーターになるまでの長く曲がりくねった道」 その①

「僕がイラストレーターになるまでの長く曲がりくねった道」 その①

イラストレーターとして

2022年のこの5月で僕はイラストレーターになって30年が過ぎた。
僕はイラストレーターとしては遅咲きで、絵だけで飯が喰えるというプロのイラストレーターになれたのは30代も後半、40も目の前という頃だった。それから30年間、僕は職業イラストレーターとして生きて来た。ある統計によれば、10年仕事を続けられるイラストレーターは全体の10〜20%だそうだ。信憑性の程は知らないが

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