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私の心に響いた素敵な記事。笑いあり、涙あり、感動あり。忖度なし、下心なし、計算なしで私が読み返したくなる作品ばかりです。
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2025年1月の記事一覧

命日にオーロラの下で鹿になった大叔母と出会った話

命日にオーロラの下で鹿になった大叔母と出会った話

数年前、大叔母が亡くなった。
父方の祖母の妹で、とても格好の良い人だった。

背が高く、背筋がピンと伸びていて、ハスキーな声と笑顔が可愛い大叔母で、私たちの親族は誰も彼女をおばさんとは呼ばなかった。

通称「清子ねえちゃん」

清子ねえちゃんは、神戸のはずれにそれほど大きくはない居を構えていた。

幼かった私から見ても、とてもおしゃれな人だった。
家の食器棚には自分で焼いたお皿がいくつも並んでいて

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プレッシャーを感じたら

プレッシャーを感じたら

vol.1370

仕事をしていると、日々プレッシャーの連続かと思います。

プレッシャーがあるということは、簡単な仕事ではない証拠で、簡単ではない仕事ということは、自分が成長している証拠でもある。

…とはいえ、「苦しい…」と思えば、そんなに悠長なことは言ってられないでしょう…

そこで、プレッシャーを感じている方に、少しでも気持ちが軽くなる、賢人たちの知恵をお届けしたいと思います。

ぜひ最後

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Gutsヒロのスイーツ・ストーリー:チャンスも期待のなかった20代。障害や難病を抱えて生きてきた。しかし、夢を諦めることはできなかった。

Gutsヒロのスイーツ・ストーリー:チャンスも期待のなかった20代。障害や難病を抱えて生きてきた。しかし、夢を諦めることはできなかった。

Gutsヒロです。1月も半月が過ぎて、もう2月になるのか。そういえば自分はもう37になり、人生の半分ぐらい過ぎたのかな。そんな日々の時間の早さについていけてないこの頃です。でも、不思議と充実感は想像以上にあって、布団の中に入って寝ながら日々のことを思うと、数えきれない嬉しいこと楽しいことに満ち溢れています。

さて、今回のストーリーは、「#心に残る上司の言葉」について話したいと思います。私の人生で

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作文が苦手な子は本当は素晴らしい文章が書ける子が多い

作文が苦手な子は本当は素晴らしい文章が書ける子が多い

12月ぐらいになりますと毎年6年生の卒業文集を手伝う事がとても多くなります。中学3年生はこの時期は推薦入試などの作文を手伝う事が増えます。それらに加え国語の課題などで文章を書くお手伝いをする事も沢山あるのですが、長年沢山の子と一緒にやって来て感じているのですが、

文章を書くのが苦手な子って本当はそんなに居ないのじゃないか?

っと思っています。よく語彙力が少ないからとかも言われていますが、これも

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有名人になるまでの三段階のプロセス

有名人になるまでの三段階のプロセス

誰かが有名人として立場が確立されるまでの段階を私は「イベント→キャラクター→システム」 の三つに分けてます。ただし、これは天才を除いた話です。それでは私見を申し上げます。

「イベント」

どのような有名人も多かれ少なかれイベントが最初にあります。ヒットと言ってもいいですし、バズるでもいいです。とにかく何らかのイベントにより人々に注目されます。

いや、コツコツと努力を積み重ねて売れた人もいるじゃ

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外資系大手を辞めてメガベンチャーに行った理由と今

外資系大手を辞めてメガベンチャーに行った理由と今

皆さんこんにちは。レイです。

土曜日ですね、しっかり休めていますか?
お仕事の人はお疲れ様です。

今日は僕が就活時代に経験したこと、考えていたこと、そして入社5年目に今年でさしかかる今の状況について話します。

26卒の新卒たちは就活初期の人もいれば、真っただ中の人もいますよね。
また、中途の転職活動中の人や今の会社にいてもいいのかなって思っている人もたくさんいますよね。

僕の経験談が皆さん

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知性の尺度は変化する能力

知性の尺度は変化する能力

vol.174

新年最初の投稿でもお話ししたように、2025年は単なる巳年ではなく「乙巳」。

蛇は脱皮することから、古いものを捨て、新しいものを生み出すことの象徴。

乙巳は60年に一度の大きなエネルギーを持った年で、変化と成長、結実の時期と言われています。

世の中、見渡してもそれは感じるところで、例えば、明日からアメリカではトランプ政権が発足。

政策次第では、日本にも大きな変化の影響を及

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長男の里帰り

長男の里帰り

昨年10月から育休中の長男が里帰り(死語?)している。
はじめは、3月末に三歳になる長子を連れてくる予定だった。

長男家族は一昨年の5月に三男の結婚式に参列するために来たきりだ。
そのときはまだ長女(孫)は生まれていなかった。

私はたびたび上京して孫たちに会っているが、夫の方は日程が取れずこの正月休みを使ってやっと長女(孫)に、一年七ヶ月ぶりに長男(孫)に会えた。

父も正月に孫たちに会えたし

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孤独な挑戦に光を:TOEFL104点達成の舞台裏

孤独な挑戦に光を:TOEFL104点達成の舞台裏

4年前、33歳のとき、私は必死で英語の勉強をしていた。
海外の教育大学院に入学すると決めたからだ。

しかし、それはもう、孤独だった。

15年ぶりに真剣に勉強と向き合い、さらに暗記を越えた言語の習得ともなると、脳みその衰えを感じざるを得ず、絶望した。

なんでこんなこと始めちゃったんだろう、つらいつらすぎる…と数日に一度は後悔していた。

こうやって毎回、私はそのとき感情が揺さぶられるでっかい目

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2nd Stage

2nd Stage

僕は小学生の頃からドラムを始めた。

最初は練習台と呼ばれるドラムの偽物のようなパッドで練習していた。曲に合わせてポコポコ叩いて満足していた。頭の中ではステージの上で叩いている気分だった。今思い返すとまったく叩けていなかったのに誇らしげにしていた。

中学2年の頃に本物のドラムを購入した。

お年玉やお手伝いして貯めたお金を元手に探していたが、ドラムセットはお高い…なのでなかなか予算に合うのが見つ

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【ノート術】焦りや不安を感じた時は

【ノート術】焦りや不安を感じた時は

インスタのストーリーにいただいたご質問にお答えします^^

ご質問、ありがとうございます^^

焦りや不安を感じること、誰にでもありますよね。
もちろん、私にもあります。

そんな時は、ただただその感情を垂れ流しにしてモンモンとし続けるのではなく、ノートを使って、感情を整理します。

やり方を説明しますね。

①何に焦りや不安を感じているのか明確にする

②どうなったら「焦り」や「不安」を感じなく

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甦れ!NEWSの価値

甦れ!NEWSの価値

vol.1355

という言葉をご存知でしょうか?

こちらは、地方紙の衰退や廃刊などで地元ニュースが消えた地域を指す言葉。

フォーブスの2年前の記事では、アメリカでは3143郡のうち、地元紙が1紙もない郡の数が204に達していると報じています。

〈Forbes JAPAN / 2023年12月26日〉

さらに、全体の半数以上の1562郡には新聞が1紙しかなく、その多くは週刊紙だそうです。

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「第九」200周年 大晦日コンサート

「第九」200周年 大晦日コンサート

明けましておめでとうございます。
昨年中は、私の思い出話や独り言にお付き合い頂き、ありがとうございました。
また、たくさんの素晴らしい記事を読ませて頂き、心が揺さぶられる瞬間がたくさんありました。本当にありがとうございました。
2025年も、皆さまが健康で素晴らしい日々を過ごされますようご祈念申し上げます。

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2024年はちょこちょこコンサートに出かけたが、大晦日にもコンサートに足を

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