在宅介護日誌 2022年10月12日(水)
今日は寝られなかった。整骨院で鍼灸をしてもらっていたので背中が熱いしなぜか動悸もしていた。よっぽど血流が悪かったのだろう。
起きていて分かったことは、やはり父が起きてトイレに3回は行っているということ。たんが出るのか口を濯いでいるということ。
トイレに行くたびに倒れないか心配になってベッドに戻るまで耳を澄ませて聞いていた。
朝になって挨拶。今日も変わりない。
お粥は半分、スープとメイバランス。父も肩と腰が痛いので母にマッサージを頼む。みんなが腰が痛い、肩が痛いなので、まるで老人ホームみたいだなとか思ったり。
すこし生活のリズムが安定してきた感がある。この期間を大事にしなくては。がん患者は急に悪くなっていくそうなので、その日がずっと先であってほしいと願うばかり。
お昼は豚骨ラーメンが1人前残っていたのを分けて、肉じゃがの残り、春菊と柿のサラダ、私たちは黒糖いなり。デザートで残りの柿。
父はラーメンを少ししか食べれなかった。柿もひと切れ。あまり食欲がないのかな。お通じはないけどお腹が張っている感もないそうなので、これまたどうしたものか。
肩と腰がやっぱり痛いようなので、今度、整骨院へ車椅子を押して連れて行ってあげようと思った。
今日は天気が良くて気持ちが良い。
14時からいつもの看護師さんが来て父を見てくれた。お風呂に入っている間に、父が今日はあまり食欲がなくて元気がないと話した。
もしかしたらお通じが来ていないからかもと看護師さん。座薬を入れましょうかという話をしていたら父が風呂から戻ってきた。
看護師さんはとてもよくしてくれる。すごい手際の良さだ。父も少しずついつもの看護師さんに慣れてきた感がある。介護とは信頼関係なんだな。
お風呂に入ったせいか腸が活発になったようで
しばらくするとお通じがあったみたいだ。良かった!
私は夕方から自動車学校の入学式。普通二輪小型AT限定を取るためだ。久しぶりの習い事は40代はきつい。原付乗っていました?何年前でした?
「…2、20年前??」と答えた瞬間、老を感じた。恐ろしい。
そんなこんなで終わって帰るのが20時過ぎ。
夜ご飯を待っている二人がいる。父は少し不機嫌だった。
クライマックスシリーズでホークスが負けたのもあると思う。
父は「Uberで良いよ」と軽く言うが頼んだことないでしょ、と思いつつ実家の住所を急いで入れて、「ジューシーハンバーグが良い」と言うのでハンバーグを頼んだ。20分くらいして到着。お皿に盛って食べたが、父は2口くらいしかハンバーグを食べなかった。お粥もだいぶ残した。
私は急いで風呂に入り上がると、父が檜オイルの催促をしている。髪が濡れたまま急いで交換、私自身の薬を飲むために水を持って急いで出てリビングの明かりを消した。
慌ただしすぎてなかなか大変だったのを姉たちにLINEで爆発させてしまった。もう少し助けてほしいと。でも家族が居て離れている姉たちに出来ることって何なんだろ。何をしてもらえればいいのか具体的に出てこなかった。
でも助けてほしい。私一人じゃ無理だってずっとどこかで思っている。
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