在宅介護日誌 2022年11月7日(月)
昨夜はナースコール が2回ほどなった。そして鳴らなかったが5時半に物音で起きれたので介助が出来た。父はトイレとうがいをした。そしてため息を大きくつき首を傾げながら「いかんねぇ」と小さいか細い声で呟いた。体調に変化が出てきたのかな。痛いとかなかなか言わない人なので、何か感じているのかも。
眠りに入り6時に母のアラームがなったので、そこから安心して一眠り。
気がついたらいつもより1時間寝過ごしてしまった。
朝ごはん作らねば!と急いで起きたが、母が作って用意してくれた。ありがたい。身体がもうバキバキだ。
父は寝ていそうだった。もうすでに薬も飲んでいた。
今日は予定では忙しい1日になっている。朝から訪問マッサージ、私はミーティング、整骨院、そして母は歯医者、その後、訪問看護に訪問診療…。すこし渋滞気味である。もう頭が痛い。買い物にいつ行こう…。
父が歯磨きしている時に「背中がバリバリ痛い」と言ったので、リハビリの人がくるからほぐしてもらおうね、と伝えた。
9時半に訪問マッサージの方が来て施術。エアーベッドの事を使い勝手を聞いたり教えてもらったりした。みっちり1時間してもらえるので、こちらもありがたい。今日この後、訪問看護と診療が被っていることを伝え、調整を出来ないか連絡はしたもののまだお返事をいただけていないことを伝えた。もし決まったら、私が電話に取れないかもしれないので、母に伝えてほしい、とお伝えした。
父が桃の缶詰の桃を1/8食べた。これは最近の中では一番固形物を食べたかも!びっくりしたし、久しぶりにスルスルっと食べれて良かった。やっぱりなんでも良いので食べてもらうと安心する。
その後リモートで仕事仲間とミーティング。久しぶりに顔が見れて声が聞けて、なんだか泣きそうになった。仕事を途中で後輩へお渡しすることがお客様にも後輩にも申し訳なく、絶対に迷わないようにしなければと、しっかり作ってはみたものの、色々心配性なので自分のデザイン大丈夫かなと不安になる。いつもはギリギリまで検証してコーディングの人が迷わないようにしている。こうやって書くと、誰かが困るのが相当嫌なんだな、私。
後輩も子育て真っ最中で大変だろうに、引き受けてくれて本当に感謝している。自分の作ったものが不安なだけであって、彼女のデザインは絶大に信頼しているので安心だ。
ミーティングが終われば、お昼ご飯の買い出しとペットボトルや空き缶を出しにスーパーへ行かねばならぬので急いで行ってきた。お昼は寿司と、冷凍のうどんを母が買っていたのでそれを作ってもらうことに。
家に戻ってすぐにご飯を食べ、私は整骨院へ。
もう身体が悲鳴をあげていたので一時の休憩。1時間後には父の見守りを母と交代しなければならないので、少し早めに切り上げてもらった。すっきり。
整骨院へ言っている間に、看護師さんから母に電話があったらしく、明日伺いますとのこと。
戻ればすぐに母が歯医者へ。しばらくすると電話が鳴り訪問医の先生が少し早めに行きますとのこと。訪問医の先生が来て、私が見た父の様子を私が説明する。痰がとにかくしんどそう。あと看護記録ノートに最近トイレの回数とのんだ水の量を記載するようにした。トイレは1日8〜10回は行く。そのついでに水もちょこちょこ飲ませるようにしている。そしてその都度痰が出るんです、と言う話をさせてもらった。
トイレの回数多いね、水も飲めるんだね、痰切りを2種類、お試しで4日間分お薬出しておきます、と薬を処方してもらった。ことごとく薬を飲まなくなる父のことだ。先生も見越しているのだろう。
輸液に混ぜる痰切りは、腸の活動を抑えて排出物を減らすお薬なのだそうだ。痰が出せるようなら出したほうが良いらしい。
そこで思ったのが、父の観察を私が伝えることで父の健康が左右されるのか…。しっかり見てちゃんと言葉にして伝えないと、父が困ってしまうんだ。責任の重大さに気がついて少し身震いした。看護記録ノートをしっかり書こう。
先生が帰った後すぐに薬剤師の方が来て、薬を置いて行った。そして、痛みとかは訴えていないですか?と聞くので、肩と腰の痛みはありますけど、それ以外に痛いって言っていないので…と答える。父の内心ではどうなんだろうか…。
父の飲む水が無くなっていたので買い出しに、ついでに日用品の足りないものも買い込む。その後仕事をさせてもらった。
今日は母が夕食におでんを作ってくれるそうなので、しっかり甘える。
【私たち】
・母特製おでん
・りんご
牛すじがたっぷり入って、圧力鍋で煮込んだ大根はトロトロだった。これが父が好きなおでんかぁと感心した。
夜のルーティンはいつもの通り。
母は今が容体が落ち着いているから、これが長く続くと良いねと言っていた。
確かに、一時のめちゃくちゃしんどそうな時に比べたら、だいぶ穏やかな感じになっている。少し気になるのは脚をさすっているので大丈夫かな?とも思う。
もう少し食べれたら良いのにな。無理しない範囲で。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?