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在宅介護日誌 2022年10月16日(日)

ふと朝方4時半ごろに目が覚めた。父がトイレに行っている音がする。大丈夫かなと耳を澄ませている。その後私もトイレに行きつつ朝方は寒くなるので開けっぱなしの窓を閉めてあげた。

子供達の賑やかな声で目が覚める。父は寝れただろうか?
姉とご飯の準備をして朝食。父はお粥は半分、味噌汁も少しだけ飲んだが、顔色を見るとあまり調子はよくなさそうな気がする。ご飯が済むと姪っ子が爺ちゃんの肩揉む!と言って肩を揉んでくれた。父は「ありがとう」と小さく言って嬉しそうにしていた。これは何より嬉しいかも。良かったね。
姉に来週のスケジュールについて話して、うまくやりくり出来そうなので良かった。
デカドロンを昨日から止めているがどうだろう。まだ分からないと言っているが注意して見ておかなければ。

姉たちが帰って一気に静かになった。父は寝てしまっている。それなりに疲れただろう。お昼は以前に父の友人たちが今の介護食は昔と違ってよくなっているよと言っていたので、薬局で買ってみた。我々はニラ玉とコロッケなど。帰ってくると父は「疲れたー」と言って目を覚ましたが、またウトウトしている。ご飯は?と聞くと「要らない」と言って寝てしまった。
なので母と二人でご飯を食べたのだが、ちょっとおかしいね、昨日からご飯あんまり食べてないね、何でだろう、と言う話になった。
デカドロンを止めたせい?孫たちがきて疲れたせい?
だいぶ不安になったので、看護師さんなどに見てもらうための記録ノートをつけようと言う話をした。自分で作ろうかと思ったのだが、母の使いやすいものが良いし、ここはデザインがどうのこうの言っている場合じゃないのでamazonで購入して火曜日に届く予定。九州だと翌日配達ないのかー。待ち遠しい。

父が目覚めたので良く寝てたね、大丈夫?と聞いたら、「昨日、沢山人にあったので疲れた。1日1組じゃないと身体がもたん」とのこと。昨日はシールの取り換えに手こずり、友達が来て、マッサージにいって、孫たちが泊まった。確かに…。

夕方から私はバイクの教習所へ。40過ぎからの習い事は難しい。なかなか覚えられないし身体能力も記憶力も判断力も落ちている。めちゃめちゃ慌てたおばちゃんが原付のちょっと大きいのに乗ってあたふたしているように見えているんだろうなと思って辛い。
しょうがない。やると決めたのだから、やるのだ。

教習所に言っている間に父はシャワーを浴びたらしい。そしてまた疲れてしまって、私が家に着いても寝ていた。急いでご飯の支度をして、食べる前に輸液の交換をした。交換した後もウトウトして寝そうになっている。

【父】
・おじや
・アジの刺身
・ブリカマの塩焼き
・冷奴
・梨

【私たち】
・もずく
・アジの刺身
・ブリカマの塩焼き
・冷奴
・梨

テーブルに座るやいなや「お粥も飽きた」「もういい」と言っておじや半分弱、アジの刺身は2切れ、ブリカマは1口食べ、冷奴と梨は食べなかった。
毎日母と一生懸命作っているのにな。とても悲しくなって落ち込んだ。
でも、具合が悪くて食べたくないんだろうなと思うようにした。
楽しく食卓を囲みたい。

食後はまた父は寝てしまっている。これは終わりが近づいている現象なのだろうか。明日になったら、よく寝た!と言ってご飯を食べて笑って過ごしてほしい。

明日看護師さんにも相談しよう。




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