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【共病日記】笑顔を奪った顔面神経麻痺 発症から15ヶ月。
【自己紹介(プロフィール)】
◾️年齢 22歳(大学4年)
◾️サッカークラブ Saltista橋本FC
→代表取締役 選手兼監督
ルビーイン株式会社
→CA(キャリアアドバイザー)
◾️趣味 読書と自然/神社巡り
◾️病気持ち歴1年と3ヶ月
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【病状】
ご存知の方が多いかと思いますが、
昨年の5月末に突然、顔面神経麻痺(重度のハント症)となり、左顔面が動かなくなりました。
病気の背景や想いを書いたNoteを見ていない方は、お先にこちら↓↓↓
【共病日記】笑顔を奪った顔面神経麻痺
https://note.com/hayate20010710/n/n8daf36c73366
病気なのに、「治すための努力をしている」という自信はありませんが、
鍼治療・リハビリ・マッサージ・新たな生活習慣をしてきた私の現在は、
[ 現在の横山 ]
・動きの評価 (右顔面と比べ、10点満点で評価)
鼻 2点
口 3点
頬 6点
目 7点
耳 1点
おでこ 1点
・食事中の涙は、未だ止まらず。
・歯磨きや口をゆすぐ行為では、左唇から噴水の如く溢れる笑。
・笑顔が引き攣る。
以前Noteを書いた時期よりも、左顔面の動き方や生活のしやすさは、良い方向に変化している。
スポンサーである晴れの日接骨院での「電気治療」やプロ鍼師の治療、「マインドやタイムマネジメントの変化」のおかげもあり、少しずつ良くなった。
関わって頂いてる方々には、心から感謝しております。愛してます。
その反面、大きな成果はないためシュンデス。
(まぁ10年かけて6割くらい戻ればいいと言われてたので、焦らずいこか。)
【サッカーと仕事】
(去年の成績、近況、覚悟、新たな仕事)
[ サルティスタ ]
診断では、チームの「2部昇格へのプレッシャー」や、慣れない仕事での「気づかないストレス/疲れ」が原因となり病気へ繋がったと言われた。(どうかな?因果はありそうだが、未だに少し疑わしい。)
だとすれば、それほど大きな覚悟を持ってこのクラブに命を注ぎ、目の前の人や出来事に本気で向き合えたとも言える。
その結果、
素敵な出来事・出会いがめちゃくちゃ生まれた。
ただ、念願の昇格は叶わなかった。
死のグループに入った昇格トーナメントでは、2回戦まで格上相手にPKで勝ち進み、
昇格戦決勝戦(勝てば昇格)で敗退した。
3日間、この出来事を信じれず、本当に夢かと思っていた。簡単には受け入れられなかった。
(メンタル弱〜)
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そこから、クラブは来季に向け動き始めた。
チームは大きくFootballスタイルを変え、新たな選手も入団した。
クラブとしては、
橋本の街や若者を応援する数社のスポンサー
(パートナー企業)と締結をさせて頂き、
インターン生を募集し、
サルティスタに貢献してもらった。
また、
スクール事業や法人化の計画が進み始めた。
現在は、我々の使命がより強固なものとなり、影響力のあるクラブになる準備を進めている段階だ。
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[ Ruby in株式会社で働く ]
そして、
5月に私と副代表(有山)は、
世界一 「人を幸せにする」ルビーイン株式会社
にジョインした。
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理由は、社長や社員さんが、ビジョンに熱く真っ直ぐ突き進んでいる在り方に惚れたこと。
そして何より、今後サルティスタで関わる人を幸せにするための「成長」ができると感じたためだ。
私はCA(キャリアアドバイザー)として働き、
今後は「アスリートの就活支援」をする運びとなった。
(アスリート就活支援に至った背景)
・夢中になって努力したスポーツ経験を、就活で活かさなければ勿体ないから。
・スポーツ経験者は、社会的価値が高いから。(ex.多くの失敗と挫折を経験するスポーツにおいて、難しい仕事でも本質と向き合い努力を継続する力を持つ。etc)
・現在アスリートにサポートしている就活支援(エージェント)形態に不満を感じるため。
(ex.内定目的の思考 など)
大学卒業後も
この会社で(業務委託で)働きながら、サルティスタも大きくしていく意向となった。
【病から得られたモノ】
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話を左顔面に戻します。
この病から、多くの人との出会いや出来事があり、人の優しさにたくさん触れてきた。
そんなイケてる人たちを見て、
「自分はどう生きるのか」
考えるキッカケを「病」がくれた。
この病気を発症してから約15ヶ月間。
病(やまい)は私に、この問いを与えた。
結果、今後の生き方(在り方)がなんとなく見えた気がした。
[在り方]
・自分よりも前に言葉を歩かせない。
(無言実行、言葉より行動や結果で自分を表す。)
・愛する勇気と努力を。
(愛は技術。自分との約束を守る自分と、関わる人や出来事を愛する勇気を。そして、より愛する努力を。)
・真摯に目の前のことに取り組み、目的を追う。
(目的に添った真摯/誠実な姿でいること。目の前に必死になること。)
・すべての出会いや出来事に意味やメッセージを吹き込む。
(日々気づきと学び。意味のない出来事はないから、意味合いやメッセージを吹き込む。)
・飛躍の土台となる。
(幸せにつながる、どんなに小さな飛躍でもいい。だから、人が幸せになるサポートをすること。)
何もなかった私に、病は「思いやりの大切さ」や「自分ブランド」を創る機会をくれた。
その結果、自分の目指す姿が見えてきた気がして、頑張る理由や使命もできた。
(あと、愛する彼女もできた)
これからは、
より素直に拘りの強い在り方を追っていく。
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【今後の展望とメッセージ】
[ 展望 ]
サルティスタとしての展望は、
飛躍環境に優れたクラブ化
(スクール/ユース/ジュニアユース/ジュニア)
ルビーインでは、
「アスリートと言えば、Ruby inで就活」
「話題の面白いCA」を目指していく。
あと、数十年もかかる病気を2ヶ月で治すくらい治療を頑張る。
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[ メッセージ ]
これを機に、色んな出来事への捉え方を変えてみてほしいです。
辛い苦い出来事へ、意味やメッセージを吹き込んでみてほしい。
そうすれば、過去は変えられると信じてます。
これからは、目の前のことだけでいいから、
今より必死に考え、勇気を持って動いてほしい。
そしたら、
成長なんて気にしなくても勝手にしてるよ。
知らんけど。 by 顔面麻痺ニキ
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