【2日練習でシティ本戦】シティリーグS3、ベスト8の◯◯入りのヒスイゾロアークVSTAR【ジムバ優勝多数】
社会人ポケカプレイヤーのハヤト(@pokehaya_jpn)です。Twitter見てくれてる人だと、個人制作ダイスの無料配布キャンペーン的なことも実施していたため、把握されている方もいるかもですね。
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今回の記事ですが、ほぼ全文無料で公開しております。喫茶店でコーヒーでも奢って良いよという方がおりましたら何卒。。。
個人的な成績ですがシティリーグでいうとBest4、Best8、シティデッキ優勝構築数回、本戦構築数回だしてるのである程度安定したデッキは作れてると思います。(個人の今シーズンのシティは散々でした・・・)
今回、調整メンバーに提供した「◯◯入りのヒスイゾロアークVSTAR」が、練習2日(他も試してたので2週間くらい)という期間でシティリーグBest8に残れたのでnoteにまとめてみました。
(公式からレシピが出てしまってるので書きますが、◯◯はクレッフィになります。)
今回使ったレシピ
「ヒスイゾロアークVSTAR」のデッキでも変わったところとして、クレッフィが入っている点、スーパーボール(ガチ)、ジェットエネルギーの採用があげられます。
「しんかのおこう」がレギュレーション落ちてしまいましたが、このデッキはとにかく山を掘り進めます。スーパーボールで何らかのポケモンが引っかかります。
「博士の研究」で巻き込みたくないカードがある場合、SVで登場した「ホシガリス」が非常に使いやすかったです。
今回の環境について
新弾のトリプレットビートが発売しましたが、ドラフト用のパックということもあり、環境に影響しそうなカードはジェットエネルギーくらいでした。
このカードについては「強い → 弱い → 強いのでは!? → 強いかも」みたいな感じではと二転三転、個人的に評価が変わっているカードになります。
入れ替え系のカードを減らしつつ、デッキの枠を作り出すことができるので、エネルギーのシンボルコスト要求が低いデッキでは採用の余地があると思います。
環境を見るとロスト軸(バレット or ギラティナSTAR)、アルセウス軸、ミライドンex、ミュウVMAXなど比較的、固まっている環境にはなっていたかと思います。
ロスト軸ミラーについて
ロスト軸のミラーは回収ネットがなくなったことにより、展開を急ぐと勝敗がどうしようもない試合が増えてしまいました。
ルチャブルなどの、ヤミラミを活かしやすいカードも増えましたが、HP70以下をそもそもならべてくれなかったりしたので前シーズンよりかなり難しくなったと思います。
ロストバレットミラーは、実はロスト7枚貯める(ミラージュゲートまで)で勝てることもあるので、盤面を出さないことが重要だったりしました。
ゾロアークVSTARを使う場合も同じでHP70のポケモンは極力出さないことをオススメします。火力が足りるならゾロアークVSTAR 3体だけ出して戦うみたいなこともありです。
可能な限り、ベンチを絞りましょう。盤面や手札が揃ってる場合、無理にVSTARパワーを使わなくて大丈夫です。
アルセウス軸について
主観ですが、アルセウス軸は先攻が圧倒的に有利だったり、ミライドンはエレキジェネレーター頼りと練習以上に求められる要素が多いと感じています。エレキジェネレーター使って対象なしを2回言わないと行けない試合は負けます。
こういった環境では、安定して毎試合同じ動きをでき、耐久できるようなデッキが強いのではないかと思いました。耐久することでツヅジが刺さらないような対面でも、相手に負荷をかけることができます。
世の中には、"雪道ツツジ" が効かない人もいるのです。
この2つの要素を満たせるデッキとして、ロストヌメルゴン、ヒスイゾロアークの2つがあがりました。
どちらのデッキも試したのですが、ロストヌメルゴンは盤面を並べないといけない都合上、どうしてもミラーに勝てなかったりヌメルゴンを用意できないとそのまま負ける試合が多かったです。
ヒスイゾロアークに関してはロスト軸などには、あえて展開しない(サイドを取れるギリギリ)ことで対策ができることがわかりました。
当日のマッチアップ
3/12 シティリーグ バトロコ柏
使用デッキ:ヒスイゾロアーク
1.◯ 後 6-3 ロストヒスイヌメルゴン
2.◯ 後 6-0 サーナイトEX
3.× 先 1-6 一撃ルギア
4.◯ 先 6-5 ロストギラティナ
予選4位通過!
トナメ 5.× 先 3-4 ロストバレット 延長?
ヒスイゾロアークVSTARの強み
ヒスイゾロアークVSTARデッキの強みは下記のとおりです。
最大火力330 (基礎打点300 + ベルト30) と圧倒的火力
「Vガードエネルギー」で「ロストインパクト」の280ダメージを耐える可能性
「チェレンの気くばり」で確定数をずらせる
「ボスの指令」、「セレナ」で毎ターン倒したいポケモンを狙いにいける自由度
「うつろがえり」からのクレッフィ押し付けが無限に強い
上記のことからわかるように、今の環境デッキすべてに戦えるスペックを兼ね備えてました。やることもシンプルなので、練習期間が少ない場合でも比較的に使いやすかったりします。
マナフィはいれないの?
現状、マナフィを置かないといけない対面は「かがやくゲッコウガ」と「れんげきウーラオスVMAX」あたりになります。
ただし、「かがやくゲッコウガ」が出てくる対面では、そもそも盤面を並べなければ勝ちやすかったりしました。マナフィを並べると逆に負け筋につながることも多く必要ありませんでした。
「れんげきウーラオスVMAX」を主体としたデッキの場合は、そもそもノコッチを置かなければいけません。ノコッチと合わせてマナフィを置いたとしても「チャーレムV (+インテレオンVMAX)」でエクストラターンを稼がれながら、キョダイレンゲキを撃たれてほぼ勝てません。このマッチだけは諦めたほうが良いという判断になりました。
ノコッチを入れてる理由は、ガラルサンダーVが入ってそうなデッキに対して1ターンはサイドを守りたいからになります。
ヒスイゾロアークVのまま殴ることも
130 (ダブルターボ込みで110)でウッウが落ちることを覚えておきましょう。敢えてサイドを取らせて、早めにツツジ圏内に入れることも大事だったりします。この場合、エネルギーをベンチに流せるので強かったりします。自分のサイドプランと相談してみてください。
ロスト軸(バレット or ギラティナSTAR)
ロストバレットとロストギラティナSTARでベンチの展開方法が変わります。
ロストバレットのような小さいポケモンで戦ってくる場合、ヤミラミを警戒して可能な限りV以外のポケモンは出さないようにしましょう。
ベンチにクレッフィを置いておくと、あなぬけのヒモのケアにもつながります。敢えてサイドを取らずにうつろがえり、クレッフィ押し付けとかも強かったりします。毎ターン、相手がどういったカードを使って、どういう手札なのか予想することが大切です。
実際に今回のシティーリーグの予選でも3回はこの方法で勝ちを拾ったそうです。相手の手札が溜まったタイミングでジャッジマンなどを使うと、ロスト側は辛い状況になることが多いです。
また常に空の封印石をケアしたいので、サイドか盤面に余裕があればノコッチを出すことをオススメします。
念の為ですが、ザマゼンタの特性(ダメージマイナス)にも注意してください。ゲンガーについても出すかは手札と相談してください。相手の「おとぼけスピッド」で乗せられたダメカンをダメージポンプで分散させるのでも十分だったりします。
ロストギラティナVSTARのデッキの場合、ロストインパクトでは落ちないようにダメージを調整します。
ギラティナVSTARが3面並ぶことは稀なので、ギラティナを2体倒せればほぼ勝ちになるはずです。相手が1体しか展開してない場合、優先的に狙っていきます。
アクロマを使ったターンにはボスが飛んでこない、ミラージュゲートが使えるようになるターンを強く意識すると、勝ちを拾いやすくります。先にVSTARを取られてしまったとしても、ツツジやジャッジマンを絡めることで数ターンの猶予が生まれたりします。
ゾロアークVSTARはフルで使うことになるマッチです。
アルセウス軸、ミライドンex、ミュウVMAX
すべて盤面をフル展開して大丈夫です。先にサイドを取ったほうが有利になるマッチなので、最大打点を狙いに行きます。序盤はビーダルを立てやすい盤面を作るのがオススメ。
アルセウス軸の場合、VSTARになってれば1回目の攻撃でサイドを取られることがほぼないため、早めに最大打点を出せるかが鍵になってきます。ツツジが飛んでくるデッキタイプでもあるため、可能な限りビーダルも置いておくようにしましょう。
無事に盤面にビーダルを並べられると、サイドを先に取ることでほぼ負けない試合展開にすることが可能です。
ヒスイゾロアークVSTARのデッキはジュラルドンVMAX、ミルタンク以外のデッキには勝てるプランを用意しやすいのでオススメです。
今後これらのデッキが増えてきたとしても、雪道を入れたりサブアタッカーを用意することで対策がしやすかったりします。興味を持っていただいた方は是非使ってみてもらえると嬉しいです。
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