【同人制作】2021年に向けて!誰でもできるオリジナル商品の作り方

社会人ポケカプレイヤーのハヤトです。ポケモンカードのダメージをカウントするダイスを販売しているので、知っている方もいるかもですね!
今回の記事は、来年に向けてオリジナル商品を作りたいと思っている方に向けた内容になります。

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今年から本格的に作り始めたダイスですが、色々と調べたりと試行錯誤の連続でした。工場の選定方法やどういった流れで制作したか紹介します。
noteの一部内容を有料とさせていただいております。新しいオリジナル商品も考えているので、売上代金についてはそちらに回させてください。

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実際制作した、ダイスの詳細は下記の通りです。

【個人製作】アクリル製カウントダイス(黒) ポケモンカード対応 について
https://note.com/hayatasu/n/n7c427638aa04

【海外工場 個人発注】ポケカ用「アクリル製カウントダイス」を制作して、大赤字になった話をしよう
https://note.com/hayatasu/n/nd5402b99b6d7

【個人製作】「アクリル製カウントダイス」 の再販 / (新商品)透明コインダイスについて
https://note.com/hayatasu/n/n3e6db947d1b4

オリジナル商品を作るまでにやること

・作るものを決める
・工場の選定
・見積もりや販売金額の決定
・工場へ支払い (サンプルの制作依頼)
・サンプル商品の到着待ち
・工場へ支払い (製品版の制作依頼)
・製品版商品の到着待ち
・検品作業、梱包
・DM販売や発送

・作るものを決める
→当たり前ですが作るものを決めないと、工場の選定もできません。オリジナル商品の質感やサイズなど想定しておくとベスト

・工場の選定
→国内にするか海外にするかなど含めて工場選定。海外の方が安くできることが多いが、日本語が通じないことも。DeepLなどを使って翻訳するとベスト。

・見積もりや販売金額の決定
→工場の選定でいくつか候補先がでたら、一斉に見積もりを出してもらいます。日本に発送が可能かも要チェック。生産数によっても金額が変わるため、ギリギリ販売できそうな量で発注したい。

見積り金額で相場を掴んだら、販売金額の決定も合わせて行うと良いかも。海外工場に発注する場合、送料や関税がかかるので注意。

イメージとしてだが、送料は基本送料3,000円+1kgあたり500円くらいで計算すると近似値になる気がする。関税はものや関税の担当者によって微妙に変わる。

・印刷データやデザインの入稿
→工場の選定ができたら、向こうのフォーマットに沿って入稿する。オリジナル商品の場合、CMYKではなくPANTONEというものを使うことが多い。微妙に色合いが異なるので注意。先にサンプルを送ってもらうこと。

・工場へ支払い (サンプルの制作依頼)
→中国の場合、Paypalでの支払いが多いかも。とりあえずはサンプルのみ依頼すること。

・サンプル商品の到着待ち
→支払いまで終わったら到着を待つだけ。印刷データを入稿してから、1週間位でサンプルが到着する。

・工場へ支払い (製品版の制作依頼)
→サンプルで問題なければ製品版もは依頼する。

・製品版商品の到着待ち
→製品版はサンプルよりも時間がかかる。量にもよるがだいたい3週間くらいで完成、そこから発送で10日後くらいに到着。(量が多いと税関でとまるためサンプルより時間がかかる)

・検品作業、梱包
→印刷データを初期入稿してから、1週間もすればサンプルができる。そこから1週間後くらいでサンプル位の量なら日本に届く。問題なければ製品版も作ってもらうこと。

・DM販売や発送
→DMで販売したり発送する。Amazonでの販売は楽だが、JANコード登録業者の申請などしなければいけないため時間がかかる。最初はDM販売とかが楽かと。

実際の流れ

実際の流れは下記の通りです。大体、印刷データを入稿してから1.5ヶ月くらいで製品版が届くイメージ。

● 2020年
2/12 モチベ維持のため、ポケカ関連商品を作りたい気分になる
2/27 「アクリル製カウントダイス」でも作るかと決意
2/28 制作工場選定
3/10 印刷用データ 作成開始
3/12 印刷用データ 入稿完了

~ 印刷用データ 修正期間 ~

3/16 印刷用データ 再入稿完了
3/23 サンプル 完成連絡
3/25 サンプル 到着
3/26 製品版 発注
4/21 製品版 発送
4月末 製品版 到着 (重量なんと12kg)
4月末 梱包作業
4月末 無料配布キャンペーン / DM販売開始

印刷用データの作成について

注意したいのは商品によって、カラー設定が違うことになります。印刷物はCMYKでいけたりしますが、商品などだとPANTONEというものを求められるのが一般的。印刷データを作るツールはPhotoshopかIllustratorあたりが良いかと思います。

入稿できないデータ形式もあるので、工場に見積もり依頼を出す段階で入稿形式も聞いておきましょう。

まとめ

2020年は社会情勢的にも色々と大変な年でした。オリジナル商品を2種類も作れたのもファンの皆様のおかげだと思っています。

この後の有料部分では海外工場の選定方法について紹介します。有名なサイト経由で探しているため、知っている人には不要な知識かもしれません。お布施レベルの期待値で読んでもらえると幸いです。

来年も新商品を何か作れるように励みますので、何卒よろしくお願いいたします。

海外工場の選定方法

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