[映画レビュー4/5点]マネーショート華麗なる逆転 投資に興味がある人は理解しておくべき金融の問題。
この映画では、株価がいかに予測しづらいものか思い知らされます。
こんなジャンルです。
・2007年頃起きたサブプライムローン問題のお話。
・金融、投資について学べる映画。
・ビジネスマンにおすすめ
・バカにされていた人たちが、最後に勝利するスッキリな結末
ストーリーざっくり
不動産の価値が上がり続けると誰もが疑わなかったアメリカで、「これはバブルで、そのうち崩壊する」と考えたマイケル(クリスチャン・ベール)はそのカラクリに気付きます。
他にもそのカラクリに気づいた人たちが、不動産バブルの実態を確認する為に行動を起こします。
そうして、株価の動きと、実際の経済活動との齟齬が原因となって悪夢が始まります。
彼らのことをバカにしていた周りの人間が、いざバブル崩壊していく時の様子はまさに"大逆転"で、清々しい気持ちになりますが、実態は深刻で、それによって儲けた彼らも受け入れにくいほど大不況になりました。
資本主義の本質を理解するのにはぴったりな映画です。
儲かる人がいれば、逆の人もいる。
人の不幸によって、幸福はもたらされている。
といった言葉が似合う作品でした。
この映画では経済の専門用語が多く登場しますが、わかりやすい解説が挟まったりして親切に教えてくれます。
わからなくても、もっと詳しく説明してるサイトもあるので載せておきます。