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この漫画がすごい!!未来のロボット社会がリアルすぎる。[プルートゥ]

まず、この漫画ですが、、、、

面白くないわけがない!!

手塚治虫の「鉄腕アトム 地上最大のロボット」
が題材となっていて、
「Monster」「20世紀少年」などの大物漫画家 浦沢直樹
と、
数々の有名な作品をプロデュースしてきた長崎尚志

この伝説の3人がタッグを組んだというだけで、もう絶対面白くないことはないでしょう!?
案の定ものすごい漫画でした。( ̄□ ̄;)
まるで未来に起こりうるようなリアルな世界観で、ロボットたちとの共存社会が舞台となっています。

全部で8巻で完結だから読みやすいです。

ロボットの人工知能について深く考えさせられる
"人工知能"という言葉が浸透したのはここ数年の間です。
人工知能の発達によって、シンギュラリティ(人工知能が人間の知能を越えること)の可能性を示唆する学者さんもいますが、

この漫画、そんなレベルではないです。

それこそあと100年くらい先の話かもしれません。人間とロボットが共存している社会で、ロボットたちの苦悩や葛藤がとくに印象的。

そして僕が感じたのは、、、

ロボットにも感情が生まれるのは必然かもしれない

ということでした。

ロボット(AI)は人間から学ぶ限り、どんな感情が、どんなときに芽生えて、どのような行動に走るのか、統計的に分析することが可能です。
そしてそこから総合的にどの選択が合理的か判断するでしょう。

でもロボット(AI)には倫理観がありません。
人を殺してはいけないとプログラムされていても、たとえば、殺さないと助からない場面や、やむを得ない状況だったとしても果たしてプログラムは守られるのでしょうか?

周りの人の考えてることを気にしたり、今の人間関係を考えたり、行動を起こしたあとに何が変わるか想像したりして、感情も絡み合いながら判断をくだすのがぼくら人間です。

だとしたら、ロボット(AI)にも感情が必要になってくるはず。。膨大なデータから、予測や可能性を洗い出し、その結果、間違いを犯す人間は排除すべきという結果だとしたら??

懸命に訴えた人間の言葉には感情が籠るが、それはロボット(AI)の考えを変えることができるのか??

そしてそこまでくると、もはや「ただのロボット」ではなくなってくる。。
家族の一員と考える人、それでもロボット反対派の人、ロボットを愛してしまう人。

ロボット同士だったら?何も起きないなんてことはないでしょう。。

ロボット(AI)の社会ではきっとこの倫理観という部分が永遠のテーマだと思います。
ロボット(AI)に人間と同じ同等の権利を持たせることは危険かもしれない。


でも、ロボット(AI)にも愛着をもってしまう。たんなるモノとして割り切れなくなる。


これは見方を変えれば、
人間がロボット(AI)の世界をこの世に生み出したと捉えれば、もはや神の力です。。
それくらいロボットAI)の共存社会を作るのは難しい問題だと思います。

ちょっと真面目に語りすぎました( ̄□ ̄;)

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