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パパ必見!使いやすいファザーズバッグの選び方とおすすめアイテム


子供とのおでかけは荷物がたくさん。しかも、ウェットティッシュなど、すぐ取り出せるようにしておきたいものがたくさんあります。さらに、子どもを抱っこしたり、一緒に遊んだりするには両手が空いている方が圧倒的に楽ですよね。仕事で普段使いするバッグと、週末のお出かけに使うバックパックは用途がぜんぜんちがうので兼用できません。

ママ向けには、ママの需要にこたえたマザーズバッグが多く販売されていますが、パパも使いやすいメンズデザインのバッグは見つけにくいかもしれません。
そこでこの記事では、どんなバッグがファザーズバッグとして使えるかを、選び方とおすすめのバッグや組み合わせ、バッグの中身を紹介します。

仕事とおでかけでバッグを使い分けると、忘れ物をしやすい。その対策。

わたしは外資IT勤めで基本的に私服なのですが、一応管理職なので、それっぽいバッグを使っています。子どもとのおでかけにはぜんぜん使えません。
となると、ビジネスバッグとファザーズバッグの使い分けが必要なのですが、荷物を入れ替えるのも面倒くさいし、たまに財布や、小物を忘れることもあります。

そこで、2つ買えるものは、2つ用意して両方のバッグにいれること、毎日の必需品はコンパクトにひとまとめすることで解決しています。

例えば、私はウェットティッシュや、除菌ジェルなどは、わざわざ仕事バッグからお出かけバッグに移動せず、どちらにも入れっぱなしにしています。ほかにも、使い捨てのコンタクトレンズ、モバイルバッテリー、スマホの急速充電器などは、どちらのバッグに入れっぱなしにしています。

すると、バッグからバッグに入れ替えなきゃいけないのは、財布、スマホ、鍵くらいです。ぶっちゃけ、なんなら鍵だって、どっちも入れっぱなしでいいですよね?

使用頻度は低いけど、あると心強いものはまとめてバッグの一番下に

使用頻度が低いけど、いざという時に心強いアイテムは、バッグの底にまとめておくと便利です。例えば、予備のコンタクトレンズ、ばんそうこう、あまり使わないカード(診察券など)など。忘れがちで小さなものも、まとめて入れておくと安心です。わたしは、以下をファザーズバッグの入れっぱなしにしています。

Anker Nano II 45W (PD 充電器 USB-C)

45W の強力な急速充電器なので、ノートパソコンも充電できます。万が一、私や妻のスマホが電池切れになっても、カフェで30分も休憩すれば、ほぼ100%まで充電できます。

Anker 523 Power Bank (PowerCore Slim 10000 PD)

最大20W出力のUSB-Cポートと最大22.5W出力のUSB-Aポートを搭載しているので、そこそこ早く充電できるし、iPad も充電できます。乾電池を入れるタイプのモバイルバッテリーは、ワット(電力)が弱いのでおすすめできません。一方で、普段は乾電池をいれずに、スマホの電池が切れそうなときに乾電池をコンビニで調達して充電するなら、めちゃくちゃ軽く持ち運びできます。


ゴリラシート:超コンパクトなレジャーシート

ポケットサイズから広げると大の字で寝ることができる大きさになるレジャーシートです。裏面はシルバーコーティングで遮熱&遮光機能を施してあります。シートの端にはボタンがついており、2つのゴリラシートを連結すれば、超BIGサイズのグラウンドシートにもなります。

その他のアイテム

  • シャチハタの印鑑

  • 病院の診察券

  • 床屋のポイントカードなど、普段は使わないカード類。

  • ばんそうこうなどの応急手当セット

大容量で、中身が取り出しやすくて、おしゃれで、汚れにくくて、丈夫で、においにくく、さらに洗いやすくて、背負いやすく、背中が蒸れない、腰に負担がかからない、そして白くてお手頃価なバッグが理想のファザーズバッグ

理想的なバッグとは・・・

  • 大容量なのに中身が取り出しやすい

  • ビジネスでもカジュアルでも映えるデザイン

  • 汚れにくく、洗いやすい

  • 抗菌仕様で、におわない

  • 素材自体で軽量で、人間工学的なデザインにより背負いやすい

  • 背中が蒸れない

  • 白いので、バッグ自体やバッグの中が熱くならない

  • お手ごろな価格

こんな完璧なバッグを探しているなら、残念ながら「そんなものは存在しません!」と言わざるを得ません。しいて言うなら登山バックパックが近いですが、登山用のバッグはタウンユースにはあまり似合わないデザインが多いし、結構お高め。さらに、軽量化のために使われている化学繊維が、汗を吸うとにおいがこもりやすいというデメリットもあります。ブランドによっては、日本の高温多湿な気候にはそもそも向いていないものも。

トートバッグやショルダーバッグも一長一短

トートバッグやショルダーバッグは中身が取り出しやすくて、背中が蒸れにくいのが魅力。しかし、大容量のものは少なく、例えば40リットルのショルダーバッグなんて使ったら、間違いなく腰を痛めます。

さらに、実はショルダーバッグも背中が蒸れるんです。背中が蒸れる原因の一つは、Tシャツと肌の間に隙間がないこと。バックパックなら前面をパタパタさせられますが、ショルダーバッグやボディバッグはストラップがあるので、前後どちらもTシャツが肌にぴったり密着してしまいます。

黒いバッグは避けたい?

黒いバッグは太陽の熱を吸収しやすいので、夏場には不向きです。バッグの中の水はぬるくなるし、チョコレートは溶け、お弁当は傷む、なんならスマホもオーバーヒートするかもしれません。ある研究では、黒いバッグと白いバッグを炎天下に5分放置すると、内部の温度差は15℃以上にもなるという結果も出ています。理想的なのは銀色のバッグですが…さすがに反射しすぎて眩しいですよね。

それに、白いバッグはそもそも少ないし、汚れやすいという欠点もあります。結局、理想のバッグ探しは簡単じゃないんですね。

結論:パパバッグの最適解は「巨大バッグと小物バッグの二刀流」!

子どもとのお出かけって、荷物が増える一方。そこで、パパバッグの最適解は 「巨大なバッグと小物バッグの二刀流」 という結論にたどり着きました。これが意外と便利なんです。

例えば、屋内の遊技場に行く場合、大きな荷物はコインロッカーに預けて、貴重品だけを小物バッグに入れて携帯するのが楽ちん。必要なものだけをサッと取り出せます。

用頻度が低いアイテム(予備の服やタオルなど)は巨大バッグにしまっておき、頻繁に使うもの(スマホ、財布、ハンカチなど)は小物バッグに。これで使い勝手抜群!

さらに、季節に応じてバッグを使い分けると、もっと快適にお出かけできます。私の場合、基本は 44リットルのキャビンゼロアドベンチャー 、暑くなったら Captain Stag の巨大トートバッグにチェンジします。

37リットルの大容量なのに、重量わずか700g!キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 保冷トートバッグ


保冷バッグなのですが、テント、着替え、本などを入れるのに、使っています。白い保冷バッグは、中のチョコレートが解けたり、弁当が傷んだり、ペットボトルの飲み物が温かくなったり、電化製品がオーバーヒートする心配がないので、かなり重宝しています。

ほかにも、ブリーフィングや、ゴードンミラー、DODなどのブランドが、いい感じなトートバッグをだしていますが、私の場合は小さいショルダーバッグやサコッシュに小物を入れているので、トートバッグは「小物の取り出しやすさ」を捨てたシンプルで、ポケットが少なく、その分安くて軽い、キャプテンスタッグのトートバッグを使っています。

しかも、5000円以下なので、まよわずに買えます。わたしは、LサイズとSサイズの両方を買いました。


Cabinzero Adenveture 44L

頑丈で実用的なデザインと、整理されたコンパートメントのレイアウトが魅力の42L容量の2WAYリュックサック。背面には、リュックストラップを収納可能な構造で、サイドのハンドルを手持ちすることもでき、シーンやスタイルに合わせて使い分けられ便利です。

シーンを選ばないミニマルなデザインでありながら、CABINZEROのトレードマークであるすべての機能を備えています。

クイックアクセスできるジップポケット、上部または前面から物を出し入れできるメインコンパートメント、水筒ホルダーがあるので、除菌ジェル、ティッシュ、ハンカチなど、必要な時にすぐに取り出せるようにしたい小物もすぐに取り出せます。

大きな荷物はコインロッカーに預けて、貴重品だけを小物バッグに入れて携帯できるように、超軽量のサコッシュを Cabin Zero にいれています。

Cabin Zero Military 44

機能拡張が目的で使用される前面のモールシステムが目をひくMILITARYシリーズ。生地には1000デニールナイロンを採用し摩擦や引き裂きへの耐久性が高く、旅行やアウトドアで思い切って使えます。

飛行機の機内持ち込みや電車、車のトランクなど移動中のあらゆるシーンで収まりが良く、旅での利便性を考慮して作られたバックパックです。

MOLLE(モール)は、軍やアウトドア装備に使われるモジュール式アタッチメントシステムです。主にバッグやベストなどの装備品にナイロン製のストラップが縫い付けられており、これに対応したポーチやアクセサリーを自由に取り付けられるのが特徴です。

背中のMolleは除菌ジェルや、タオルをかけるのに便利です。または、ショルダーバッグもつけられます。

引用元MOLLEシステムを楽しむ(エンドケイプ)

Osprey Tropos 32l:背中にスキマができるバッグ


これは大正解!と思いきや、そこまで涼しくないです。

もちろん、キャビンゼロのような、普通のバックパックと比べたら、背中とバックパックが密着していないので圧倒的に涼しいのですが、Tシャツと背中は密着するので、トートバッグなどと比べると、やっぱり背中が多少は蒸れます。同じ理由で、ショルダーバッグもそこまで涼しくないです。

とはいえ、バックパックの中では、これが夏場は最強だと思います。

32リットルとたっぷり入る収納力で、サイドとフロントにはストレッチメッシュポケットも装備。メインの荷室とは別にタブレット端末や17インチPC対応の収納スリーブも装っています。

数多くのポケットや仕切りによって整理整頓しやすく出し入れもスムーズ。機能満載のバックパックです。

追記:蒸れやすい、夏場に最悪なバックパックとは?

フェールラーベン(FJALL RAVEN)、NORDACE が人気ですが、背中にメッシュパッドもなければ、空気の通り穴もないので、汗っかきとの相性は最悪なバックパックです。

そもそも、ヨーロッパの革靴、衣類、バックパックは、日本の気候に合いません。フェールラーベンは、スウェーデンの王室御用達にも認定されているアウトドアブランドらしいのですが、気温も湿度も低い環境を想定されています。バックパックに限らず、革製品なども「ヨーロッパの最高品質」はあくまでもヨーロッパの乾燥した気候を想定しているので、そもそも使われている接着剤などが湿度に弱いこともあります。

ヨーロッパやアメリカのアウトドアブランドの中には、春や秋のハイキングを想定したバックパックもあり、それらは軽量化のために汗をかいたら匂う化学繊維を使ってたり、通気性が悪かったり、加水分解しやすい素材を使っている場合もあります。低品質というわけではなく、日本の気候に合わないのです。

日本のジメジメした梅雨や夏を快適に過ごすには、それを想定した衣類やバックパックが最適です。

メッシュパッドをバックパックに取り付けるメリットとデメリット

最初に試したのは、Off Toco、Cabin Zero Adventureと、VentaPak という背中とバックパックの間にスキマを作るアイテムでした。

背中とバックパックの間に空間を作り、空気の流れができるし、取り付けも簡単で、比較的手頃な価格で手に入るのも魅力的です。

でも、私の場合は、デメリットのほうが大きすぎて使わなくなりました。まず、腰の痛みと、背負った時の違和感。良いバックパックは、人間工学にもとづき、重いものを背負っても重さを感じないように、負荷が分散されるように設計されています。そこに、巨大な異物が入るので、バランスが悪くなります。重心が体から離れるので、バッグが重く感じます。なんというか、とてつもない違和感でした。慣れたら何とかなると思っていたのですが、腰が痛くなりました。

次に、バッグを片方の肩にかけて、バッグを降ろさずに荷物を取り出すのができません。Off Toco の魅力の一つが、台無しになります。

VentaPak 以外にも、同様のアイテムはたくさんありますが、「薄いとスキマができず効果がない、スキマが大きいとかさばるしバランスが悪い」という弱点があります。

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