海外移住しても、人生はたいして変わらない。
「海外移住したい」って人たくさんいるけど、
私は、10年以上ヨーロッパにいましたが、最終的には、
「どの国に住んでも大して変わらない。」
っていう結論に達しました。
「どの町のどの家に住むか」「どこで働くか」「誰と一緒にいるか」
「国よりも、もっと身近なとこで、誰と何をするか」のほうが、幸せに直結します。
もうちょっと具体的に言うと、お金、健康、住む地域によって、けっこう変わります。
住む「国」を変えるよりも、その国のどこに住むか、いくら稼ぐか、何時間働くか、最寄りのコンビニまで何㎞あるか、結婚や出産、とかのほうが、影響が大きいです。
そして、もっとも重要なのは、「それらをどう感じるか」です。
しかし、「何をどう感じるか」は、海外に住むと大きく変わります。嫌いだった日本が好きになる人もたくさんいます。
「日本が嫌だから海外移住したい」っていうと、
「日本で通用しないなら海外でも通用しない」
「海外は甘くない」
と、引き止める人がいるけど、
ヨーロッパに10年にいて、今は日本で普通のサラリーマンやってる身としては、「若いうちにどんどん行け」って思います。
海外生活の現実を知り、挫折して帰ってきてもいい。
日本の良さに気づいてもいい。
そのまま向こうに住んでもいい。
失敗してもやり直しがきくのは、若者の特権。どんどん挑戦してほしい。
若者の挑戦を応援し、失敗してもあたたかく迎えるのが、大人のやるべきことだと思う。