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「相続争い」を無くしたい

noteを始めました。

この記事の内容は、「新たに起業して、スタートアップに挑戦します!共感して未来を一緒に創ってくれる仲間、投資家さん、事業会社さんを募集しています!」という話です。

こんにちは、わたしは14年目の弁護士です。この弁護士人生の中で、多くの家族が直面する相続問題に向き合ってきました。家族が争い、分裂し、会話すらしなくなる場面を何度も見てきましたが、そのような場面を見るたびに、弁護士としての仕事に葛藤を覚えることがありました。
弁護士は依頼者の代理人であるため、家族全体のためを思って、相続問題に取り組むのは難しい面があります。
でも、多くの人にとって、家族の死後に待っているイベントは故人の財産をめぐる争いではなく、故人と周りの家族や親戚に対する思い出と感謝であるべきでなのではないかと思っています(少なくともわたしの家族はそうなって欲しいです)。



●アイデアの原点

そんな思いを抱えていた中、「俺の家の話」というドラマに出逢います。宮藤官九郎と長瀬智也がタッグを組んだ最後のドラマです。

Netflixより引用


親が70歳を超えていて、臨場感を持てたこともあり、正直すごく感動しました。

そして、鑑賞後に抱いた感想は「家族への思いをスマホでビデオメッセージとして手軽に遺せる時代になったんだな。だれもが、ふと思い立ったタイミングで家族への思いをスマホで遺し、そのメッセージを自らが亡くなった時に家族に届けることができれば、相続争いは無くなるのではないか。」でした。

試しにさっそく家族に対する思いをスマホで撮影してみます。伝えたい内容は単純です。家族には感謝していること、家族で助け合って欲しいこと、たまにはマイナス感情を抱く時もあるだろうけどそんな時はこのメッセージを思い出して円満であり続けて欲しいこと、それぐらいです。すぐに撮影は終わりました。

ただ、撮影が終わった後、悩みます。「このビデオメッセージを、どこに保管して、どうやって自らが亡くなった時に家族に届ければいいのか?」
少々ネタバレになりますが、「俺の家の話」ではある人のビデオメッセージが家族のスマホに遺されており、その人が亡くなったタイミングで家族が見つけてくれてました。だけど、現実には難しいでしょう(「あなた、どうしたの?」とビデオメッセージを遺した直後に家族に余計な心配をかけることになりそうです)。


●「万が一の時まで、どこに保管して、どう届けるのか?」

ビデオメッセージを撮影・保管してくれるような業者さんもありましたが、何となく重たすぎますし、業者さんは他人なのでわたしが亡くなった時をジャストタイミングで知るのは難しく、「自分が亡くなった時に家族に届くのか?」という課題の回答にはなりませんでした。

「年1度の生存確認のご連絡を送ります」というのもありましたが、何となく気分が良くないですし、1年後に家族に届いてもね、、、というのもあります。また、「どなたか死亡連絡をしてくれる知人を用意してください」というのもありましたが、「あなた、どうしたの?」問題に戻ってしまいます。

そんなことをしばらく悶々と考えていた折、自分が体を壊すというわりと想定外の経験をします。病院通いを繰り返して精神的に落ち込んだ時期もあり、はじめて自分の万が一をリアルに考え、はじめて自分事として家族のために遺言書(ゆいごんしょ)も書いたりしました(精神系のではないですし、現在は復活してバリバリ元気です‼️)。

ただ、遺言書も前述のビデオメッセージと同じで、「どこに保管して、どうやって自らが亡くなった時に家族に届ければいいのか?」という問題に直面します(正直、弁護士として他人の遺言書を書いていた時は、「書く」までが仕事で、その後まではあまり考えていませんでした)。
あと、遺言書を作る際は財産一覧表も作るのがスタンダードだったりするんですが(別名「財産目録」。財産の種類と金額も書いたりする。)、「これ、資産変動のたびに書き換えなきゃいけないとか面倒だな。金融資産とかまあまあ変わるけど。」といったいくつかの課題にも気付くことができました。

これらの課題に向き合いたいと思ったのが、起業のきっかけです。


●わたしの自己紹介

弁護士14年目で、法律事務所経営11年目です。メンバーのお陰で、90名超(うち弁護士35名超)の規模まで成長できました。
理系出身なので、ハードもソフトもガジェット大好きで、積極的にテクノロジーを取り入れたいタイプです。
音楽も大好きです(音痴ですが)。特に、前述の体を壊した時からは、日本語ラップのリリックには心に込み上げるものがあり、SHINGO★西成さん、GADOROさん、EXPRESSさん(レゲエ)を敬愛しています(学生時代はいわゆるハイスタ世代です)。

家族は世界最小単位のコミュニティ!大事にして生きたい!


●「相続争いを無くす」未来に共感いただける方を探しています‼️

やや繰り返しになりますが、わたしは、「自分の万が一のために遺した想いを、どこに保管して、どうやって自分が亡くなった時に家族に届ければいいのか?」という課題に向き合いつつ、この「想い」を家族に届ける手助けをすることで、「相続争いを無くす」未来を実現したいと思っています。

この未来に対して、プロダクト的にもビジネス的にも一定の仮説を立てることが出来たため、2024年末をもって色々な案件をお受けする弁護士人生には区切りをつけ、2025年明けから起業してスタートアップに挑戦することにしました。

「相続争いを無くす」未来を実現させるには、多くの方々の力が必要です。共感して、一緒に創ってくれる仲間、投資家さん、事業会社さんとともに、この未来に向けて「ここから・・・いまから」全力で取り組んでいきたいと思っています。

特に仲間は、エンジニアを含め全方位募集中です!

少しでも興味を持ってくださった方は、まずはカジュアルにお話をさせていただきたく、ぜひ以下の連絡先からDMください!
プロダクトはどんなもので、ビジネス的にはどうなのか、というお話をさせていただけたらと思っています。

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●連絡先

X:https://x.com/hayat_namba
Facebook:https://www.facebook.com/hayat.namba
メール:hayatonamba@gmail.com


敬愛するSHINGO★西成さんの「ここから・・・いまから」のリリックは、本当に心に込み上げるものがあります。

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