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宗教2世の苦悩 幼少期から現在までの「向き合い方の変化」

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〜11月7日 00:00

自分の人生について書いていきます。
「宗教2世」という言葉が、首相の襲撃事件以降よく聞かれるようになりました。
私自身も、母親がとある宗教に入っていました。幼少期から18歳くらいまでは中々自分自身辛い思いもしたなーと感じています。
日本はまだまだ「宗教差別」のようなものがあるなと実感をしています。私自身は無宗教ですが、母親の影響で小さい頃から「そういった集まり」に参加し、「お経のようなもの」を唱え(もちろん今でも暗唱できます)て育ってきました。

おそらく同じ悩みを持った方も多いだろうなと思っています。
タイトルに「苦悩」と入れたのは、自分自身の子ども時代を振り返って「もっと構ってほしかった」とか「なんでこんなにお金を使っているのか」とか「この集まりは何なのか説明をしてほしかった」といった思いがあるからです。

母とは今でも仲がいいですし、恨んだりということはありません。
自分の気持ちを整理するためにも記事を書いてみました。
最後までお読みいただければ幸いです。


母親が幸福の〇〇

母親はタイトルにある宗教に入っています。入信した理由を聞いたことはないですが、予想するに「子育て大変だったのかなー」と思います。
父は出張なども多く、家のことも手伝わないような人だったので(そういう時代でもありますが、、)そりゃ母親からしたら大変だわなーと思います。兄弟も多かったので。
兄弟全員成人しましたが、結局は誰も入信しませんでした。

母親のつながりは宗教での繋がりがメインだったので、子ども時代に遊びに行く場所も「支部」であったり、地域の「チーム集会」と呼ばれるところがほとんどでした。
その場にいる人は皆さん優しくて、そこが「居心地が悪い」などは感じたことはありませんでした。
ある時には東京での大きな集まりに参加したり、映画が公開されると母親がたくさんのチケットを知り合いに配っている姿をよく見ました。

家庭訪問に来る学校の先生にも学会の本を配っていました。家に遊びに来る友達にも配っていました。母は母の思いがあったのだろうと思いますが、そ言ういったことに対する疑問が年齢を増すにつれて出てきました。


10代〜疑問を持ち始めたきっかけ

小学生の頃はあまり疑問も持たずにそういった集会に参加をしていました。思春期を迎えるにつれて、段々と疑問や違和感を覚えるようになってきました。
はじめに感じたことは「何で同じ本が何冊も家にあるのか」と言うことでした。しかも、何冊も同ものがある本が、何組もあると言うのが子供ながらにして「どういうことなの?」と疑問を持ちました。

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