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育児参加 正社員(週5日勤務)からの脱却 しんどい時期を乗り越える挑戦

男性が働いてお金を稼ぐ
女性が家で子育てを担う

共働き世帯が増えてきたとは言ってもまだまだこういった考え方が世の中の多数派だろうと思います。

本記事では、私(夫)が正社員を辞めて、夫婦でどのように協力しながら育児をしていくかを模索している今現在の状況を紹介します。
正社員を辞めることへの一番大きな不安はもちろん「お金」です。
ですが人生において一番大切にしたいことを考えた時、答えは「家族」でした。

それぞれの家庭で状況は様々だとは思いますが、「うまくいっていない現状に対して行動を起こす」という意味でどこかの誰かの参考になれば嬉しいなと思います。

1章 退職を決めた理由

我が家は2人の子ども(兄5歳、弟0歳)がいる4人家族です。
上の子が4歳になり幼稚園に行き出した頃に、妻の妊娠〜出産がありました。

つわりの時期に迎える上の子の「イヤイヤ期」
妻のストレスも大きくなる中で、タイミングが悪く私の仕事でも大きなプロジェクトを任されるなど負担が大きくなってしまいました。

仕事を終えて帰っても、仕事のことを考えてしまう日々。
家の中の空気は、目に見えるかのように濁って黒く沈んでいました。

さらに追い討ちをかけるように、上の子が「幼稚園行きたくない」と物凄く拒否をするようになってきました。
朝の幼稚園の送り出しで「嫌だ!」「行かない!」のやり取りを聞きながら、自分は仕事に出る。ものすごく大きな罪悪感を感じていました。

頼れる親族なども近くにおらず、このままでは家族全員が毎日イライラしながら過ごすことになると強く感じるようになりました。
そして妻とも相談した結果「退職する」という選択をしたのです。

妻は賛成してくれました。
「収入の面で心配はないか?」と聞きましたが、「まあお金は何とかなるし、何とかするしかない。ボロボロの家でも食べるものさえあって生きていければ良い」と言ってくれたことも決断の大きな後押しになりました。

2章 退職してからの生活

私が正社員を退職してからは、家庭の中の雰囲気も一気に良くなりました。
家で過ごしていて初めて感じたことは「2人の育児をしながら家事もするのがこんなに大変か」ということです。

下の子の離乳食の準備をして、食べさせている時に、上の子が「お腹すいた!」と言ってきます。「ちょっと待ってね」と伝えると「待てない〜〜!」と言われた時にはそりゃ「うるさい!」と思ってしまいますね。笑

さらにこれで、旦那さんが帰ってくる時間が20時を過ぎるとなれば発狂ものです。
お風呂と寝かしつけはほんとに大変です。

この日々を5日間連続で過ごすことのストレスは半端じゃないなと実感しました。

今の生活は、妻も週2回ほどパートに出て、私も週2回ほどパートに出ます。
休みの日を調整しながら在宅でもできる仕事も入れつつ収入を確保するようにしています。
それでも収入的には半減しているので、それはこれからの課題です!
大変です!笑

3章 これからの展望

これからの生活の課題はもっぱら「お金」です。
心の余裕ができて、毎日楽しく過ごせているということについては、この生活スタイルに挑戦して良かったなと思います。

ですがこれを続けていくためには「お金」が必要になります。
ん〜一体どうしたものか、、、
ただ、全く無理だなとは思っていません。

心に余裕ができた分、早朝の仕事や深夜の仕事など、ある程度柔軟に組むことができますし、生活の無駄を省けば案外生活費も抑えられるものです。(旅行にいくぞー!とかはかなりハードルが高くなりますが、、笑)

何はともあれ私の人生の価値観として「家族全員の心の安定」を望んだ結果なので、それは今後も変わらないかなと思います。

まとめ

これからのことは正直どうなるかわかりませんが、今はとにかく家族全員が毎日楽しく生活できています。
まずは今日一日を楽しく生きる。
「今日もいい日やったね」と布団の中で思えるような生活ができているなと思います。

生活していくための「お金を稼ぐ」という部分はなんとかするしかありません。
これはもう「するしかない」です。笑
本当に生活が立ち行かなくなりそうであれば正社員に復活する未来があるかもしれません。ですが、それはその時にしかわかりませんし、「子どもがいる家庭の人生設計ほど難しいものはない」と思っています。

未来を見て人生を計画することも大切ですが、今を見つめて「今を大切にすること」を私は優先しました。

人生そうそう上手くはいかないものですが、何か問題に直面した時には「じゃあどうする?」という前向きな視点で考えていこうと思います

最後までお読み頂きありがとうございました!

#挑戦してよかった

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