結局何も変わらないと感じている人へ
これも感謝のワークでのやりとりの一部紹介。
生きづらさを変えるためにいろいろ試したけれど、
結局何も変わらないという報告に対してのメッセージ。
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依頼者「ネガティブなことがあると、
それをひたすら頭の中で繰り返して自分を責め続けてしまうということを、よくやってしまいます。
今回は仕事のミスでしたが、
ずっと考えてるうちに体調がどんどん悪くなっていきました。
体調のことだけでなく、
昔から生きづらさを感じていた私は、
今までいろんな人のWSやセッションなど受けてきました。
でも「結局なにも変わらないな」という思いがあります。
変われない自分に絶望的になってしまうのです。
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今日もそんな絶望感にとらわれてたとき、
昨日のフィードバック(※未来の自分に助言を求めて下さいという内容)が届いていることに気づき、
読んでみて早速自分からのアドバイスを聞いてみました。
感情と距離をとる、ということを言われた気がしました。
きっと感情だけでなく、思考とも距離をとったほうがいいだろうと思い、
そのあとは何も考えずボーーっとしていたら
なんとなく落ち着いてきました。
という一日でした。」
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◯◯「こんばんは(*´ω`*)
お仕事お疲れ様でした。
大変でしたね…
今日は一点だけお伝えしたいと思います。
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あなたは生きづらさを感じて、様々なセッションやワークショップを受けたのですね。
ではあなたは、『結局何も変わらない人』ではなく、
『変わるための道の途中にいる人』なのです。
例えば小学生の子どもがいて、
鉄棒で逆上がりができず、練習を続けていたとしましょう。
ずっと頑張っているのですが、逆上がりはできません。
あなたがその子を見かけたら、
『この子は逆上がりができない子だね。』と思うでしょうか?
『逆上がりはいつか必ずできるから、頑張ってね。』と応援するのではないでしょうか?
あなたは『結局何も変わらない人』ではなく、
『変わるための道の途中にいる人』なのです。
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『結局何も変わらないな』と思ってもいいので、
心の中で思う言葉を付け足して下さい。
『結局何も変わらない【と、私は認識しているなぁ】」と。
何が言いたいかというと、
あなたが何も変わらないというのは事実ではなく、
あなたの認識だからです。
様々なセッションやワークショップを受けて、
いつも変わろうと努力してきた人が、
果たして何も変わらずにいることなどできるのでしょうか?
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この感謝のワークの短い期間でさえ、
あなたの変化を私は確認しています。
あなたは『何も変わらない人』ではなく、
『何も変わらないと認識している自己』なのです。
あなたは間違いなく変わり続けています。
ただ、あなたがその変化に満足していないだけなのです。
変化していることを認めていないから、
変化していると気づかないのです。
これから先、『私ってずっと変わらないなぁ』と思った時に、
『と、認識しているんだなぁ』を足して下さい。
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あなたは度々体調を崩すことで、自らの身体に対する評価が低いかもしれませんが、
あなたが思う自分への評価もまた、事実ではなく認識です。
例えば癌で余命3ヶ月の人がいたとしましょう。
その方から見て、あなたは不健康な人に見えるでしょうか?
いいえ、あと3ヶ月で機能を停止する身体を持つ人にとって、
1年後も10年後も生きているであろうあなたの身体は、
素晴らしく羨ましい健康な身体に見えるはずです。
わかるでしょうか?
あなたが思う自分への評価は、事実ではなく、あなたの認識なのです。
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この『と、認識しているんだなぁ』を足すことは、
感情や思考と距離をとることに役立ちます。
様々なセッションやワークショップを受けた結果、
あなたの中には必要な知識がすべて揃っています。
あなたは自分に問いかけることで、
今の自分に最適な助言を引き出すことができるのです。
あなたから引き出されたあなたへのアドバイスは、
千のワークショップに参加するより、
万のセッションを受けるより、役に立つものでしょう。
事実今日、あなたは自分の内側から引き出したアドバイスを実行し、見事落ち着いてみせたのですから。
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一点だけです。
ネガティブな思いに引きずり下ろされそうな時、
『と、私は認識しているんだなぁ』あるいは、
『と、私は感じているんだなぁ』を足して下さい。
感情や思考に巻き込まれないよう、距離をとりましょう。
あなたのアドバイスはあなたに最適です。
もっと気軽に、もっと自分に問いかけて下さい。
あなたが蓄積した知識と経験が、
あなたを救うために出番を待っています。」