グレーさんが残してくれた最高の画集
前回のあざらしさんとの話
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https://note.com/hayashimunehiro/n/nf94d6352aaa8
今回あざらしさんは(´ω`っ )3で表現します。
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僕「もうあざらしさんスタンプの新作は出ないんだなぁ・・・
。゚(つД`)゚。悲しい。」
(´ω`っ )3「それは違うと思うで。」
僕「え?」
(´ω`っ )3「グレーがおらんなったのが悲しいんであって、
おいちゃんの新しいスタンプが出ないのはついでやで。」
僕「そうかなあ。」
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(´ω`っ )3「じゃあ、もしグレーがまだ生きとって、
『今回であざらしさんスタンプは完結とさせていただきます。
これから何を描くかはまだわかりませんが、
あざらしさんを描くのはいったん卒業とさせて下さい。
これまであざらしさんを愛して下さってありがとうございます。
これからもあざらしさんをよろしくお願いします。』ってゆうたら、
どう思う? 悲しい?」
僕「あ〜・・・それはそんなに悲しくはないかも。
残念だけど、グレーさんが決めたことなら
それを尊重するのが一番大事だと思うから。
あざらしさんスタンプはこれまで通り使えるわけだし。」
(´ω`っ )3「そやろ?
今の現状て、状況的には上で書いたんと同じやで。
なのに悲しいってことは、
あざらしさんスタンプの新作がもう出ないことが悲しいんやなくて、
グレーがおらんことが悲しいねん。」
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僕「は〜・・・悲しい。(´;ω;`)
どうしたらいい?」
(´ω`っ )3「グレーがおらんのが悲しいゆうたけど、
正確に言うとグレーの魂に触れられんのが悲しいねん。
人と人は魂で交流しとる。
魂が触れ合う交流は幸せやねん。
それがもうできんっちゅーのが心に大ダメージになっとるねん。」
僕「(´;ω;`)うう・・・」
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(´ω`っ )3「でもな、グレー、クリエイターやねん。」
僕「(・ω・)そりゃそうだ。」
(´ω`っ )3「クリエイターにだけ使える特別な技があるねん。」
僕「?」
(´ω`っ )3「クリエイターはな、
自分の作品に、自分の魂の一部を込められるねん。
グレーが残した作品には、
グレーの魂が込められとんねん。
だからグレーの作品に触れれば、
グレーの魂に触れるのとおんなじやねん。」
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僕「でも俺、あざらしさんグッズとか何にも持ってないよ…」
(´ω`っ )3「こないだ2018年のあざらしさん展の画集Amazonでポチったやん。今日届いとったで。」
僕「ああ!」
(´ω`っ )3「2018年の画集は、
グレーにとって生まれて初めての画集やねん。
クリエイターが人生初の画集に魂込めんで何込めるん?って話やろ。
さっそく見よかー」
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僕「これは・・・全部にグレーさんのコメントがある!」
(´ω`っ )3「グレーがいつ描いたあざらしさんか、
どんな経緯で描いたあざらしさんか、
どんな気持ちで描いたあざらしさんか、
いろんなことが描いてあるやろ。」
僕「まるでグレーさんが語りかけてくれてるみたいだ。」
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僕「コラボカフェの描き下ろしイラストもある。」
(´ω`っ )3「画集っちゅーより、
あざらしさん図鑑みたいなもんやな。」
僕「164ページもあるし、これは見応えがあり過ぎる。
何日かかけて妻と一緒に見るわ。」
(´ω`っ )3「せやな。
じゃあ、最後のページだけ先に見てみ。」
僕「最後?」
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僕「これは・・・」
この個展のためだけの一枚絵を描こうということになり
集大成っぽいのを…とは思ったものの、なかなかまとまらずに悩んでいました。
そんな中、「もしこれが皆様に見てもらえる最後のイラストだとしたらどうする?」と自分に問いかけてみたところ、脳内のあざらしさんたちがわらわらと感謝の花束を持ち寄りはじめまして。
ああ、そうだな、と。それからイメージがすぐに固まり、完成しました。
皆様、あざらしさんを愛してくれて本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくです。
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僕「・・・・・・・」
(´ω`っ )3「グレーの魂に触れた気がしたやろ?」
僕「した。」
(´ω`っ )3「魂に触れると、癒されるやろ?」
僕「癒された。」
(´ω`っ )3「亡くなった人の形見を肌身離さず持っとるって話、聞いたことあるやろ?
あれは形見にはその人の魂が込められとるから、
持っとると安心すんねん。その人をそばに感じられてな。
その画集を持っとれば、いつでもグレーの魂に触れられるで。そしたら、悲しいのだいぶマシになるんやないかな。」
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僕「でも、画集が売り切れて手に入らない人も出てくるかもしれない。
そういう人はどうしたらいいのさ?」
(´ω`っ )3「オフ会か何かであざらしさん好きが集まるイベント開催して、
『画集持ってる方、よかったら見せて下さい』って頼めばええやん。
絶対見せてもらえるやろ。
【所有すること】にこだわっちゃあかんで。
どうせあの世にはなんも持っていけんねん。
全部置いてかなあかんねん。
持っていけるのは、
自分自身の魂に刻まれた記憶だけや。
あざらしさんが大好きで、すごく幸せだったっちゅー記憶だけ持っとれば、それでええんちゃう?」
僕「・・・そうだね。
あざらしさん、頼りになるね。」
(´ω`っ )3「ま、まあワシ、天才やからな。
グレーが魂込めて創ったもんはたくさん残っとる。
それ探して見るたびに、グレーの魂に触れられる。
クリエイターは、自分の魂を地上に残せるねん。
おいちゃんの中にもグレーの魂は込められとるしな。
だから、寂しくないで。
大丈夫や。そばにおるで。」
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