思い出に残る買い物
今メインで使用してるカメラは〝ペンタックス645N〟という中判フィルムカメラなんだけど、引っ越しをする間際に、名古屋にある松屋カメラというお店で購入した。引っ越しという分岐点に、最後に大きな買い物をしたかったのだ。
お店自体は、あまり商品量は多くないんだけど、一つ一つ丁寧にレイアウトされてて、とても綺麗な状態を保たれたアイテムばかり。そして、ここはとにかく店員さんの対応が気持ち良い。
質問には何でも答えてくれるし、知らない事を「知らない」と正直に話しやすい、とても寛容なお店だった。(色々とお店を回ったが、ここのお店が圧倒的に良いお店でした)
たまたま飾ってあった645のカメラに目がいって、何度も触らせてもらった。店員さんも、勧めてくるものの、そのカメラの特徴だったり、時代の背景だったり、とても丁寧に細かく教えてくれた。そして計4回ほど来店したあげく(笑)、ようやく購入に至った。
買い物にここまで時間を掛けたのは久しぶりだったので、その時間はとても楽しかった。昔ビンテージ古着屋さんでこんな事しょっちゅうやってたのを少し思い出した。。懐かしい。
購入するまでは、あの濱田英明氏も愛機にしている67が欲しかったんだけど、とにかくデカくて重い事と、ブローニーフィルム1本で10枚しか撮れない!事に拒絶感があり、645に決めた。なんと645だと1本につき16枚撮れてしまうので、この差はとても大きかった。(645自体は比較的新しい年代のアイテムとあって、価格もそこまで高くないので個人的にはかなりオススメ)
いいお店で買い物すれば、買うまでの過程さえも思い出になるので、そのぶん、物も永く大切にできる。
自分にとって、忘れられない、すごくいい時間だったと思います。
あぁ、でもやっぱり67も欲しいなぁ。
やっぱり欲しいのです。。
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