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きっかけ日記

娘が昨日で3歳に。写真を真剣に始めたのは、3年前に娘が生まれた頃のタイミングでした。それまではコンデジをいつも持ち歩いては、ちょっとお洒落なお店に行ってご飯をパシャパシャ撮る程度の楽しみ方で、もう壊れて捨ててしまったんだけどNikonの〝coolpix〟を使ってました。自分のお金でまともなカメラを買ったのがそれが初めてで、すごくワクワクしたのを今でも覚えている。小さいけど程よく重さがあって、無骨で、格好いいんですよね。少しミリタリーな風貌もあって。
(最後は飲み屋さんで落としてぶつけて壊れてしまい…、ごめんよcoolpix。)

その後娘が生まれて、知人でもあるカメラマンさんに初めて家族写真を撮ってもらいました。その前には妻のマタニティフォトも。とにかくもう、その写真にとても感動しました。それは子どもが生まれたからどうこう、って訳ではなくて、ただただ、自分が過ごしている日常とはこんなに美しくて、尊いんだと。写真ってすごいなぁと、しみじみ、そう感じさせてくれたのです。
そしたら自然と「自分にも、もしかしたらできるんじゃないか」という気持ちが芽生えました。そこからすぐに妻にお願いして、一眼レフカメラを購入しました。Nikonの〝D5300〟というAPSCサイズのカメラです。今やNikonユーザーではなくなりましたが…、これは今でも手放せず大切に保管しています。(たまには使ってあげたい)

それからもう、とにかく撮って撮って、撮りまくりました。

被写体はもちろん娘と妻が中心です。また、その頃は周りの友人たちも子どもが生まれたりして、〝家族〟になっていく人が増えたタイミングでもだったので、我が家以外の知人ご家族を撮らせてもらったりしながら、写真する機会を自分なりに掴んでいきました。(少し強引なくらい貪欲だった…)

「ああ、あいつ写真よく撮ってるよなぁ」
と周りから認識され始めたのが、娘が生まれた3年前のその頃からだと思います。


現在は副業?という言い方はあまり好きではないんですが、普段は会社員をしながら、休日には撮影依頼をいただけるようになり、今に至ってます。お仕事?趣味?とたまに区別がわからなくなる瞬間はあるんですが、その境目にはとても幸福感があって、やはり楽しいから、撮っています。


誰かの作品を見て感動して、などではなくて、ぼくは直接的に、写真を撮られて喜ばせられた事がずっと糧になってます。これからも大切にしていきたい経験でした。写真は、誰かに喜んでもらってこそ、ずっと残るものだと信じてます。気に入ったものは、プリントして永遠に閉じ込めよう。

今月はおなじみの場所?の三重県津市でポートレート撮影会も行う予定です。今日、決まりました。目一杯、楽しもうと思います。


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