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コーヒー大好き博多編「ホノルルコーヒー」
今日は博多にいる。
外は豪雨だが、外へ出る時は晴れ間があったので傘を持たずに出てきてしまった。
「コーヒーが飲みたい」
博多は詳しくないので、良いコーヒー屋さんがわからない。
チェーン店では、ベローチェは割と好きだ。エスプレッソマシーンはキンバリを使っており、私のバリスタへの入り口はこのキンバリで入れたカッフェから始まったからだ。
しかし、一番日本で好きなチェーン店は「ホノルルコーヒー」だ。
マカダミアナッツは好きだが、コーヒーを入れる時にオイルを入れるお店に当たってしまい、最悪な思い出があった。
だが、このお店は焙煎時に香りをつけるので独特な香りがして非常に美味しい。
博多駅周りをコーヒー探してさまよっていたら、KITTEの地下街で偶然見つけた。
必要な時に与えられるとはこの事。
deen and delucaとか、シアトルベストコーヒーなど誘惑があった。
だが、ここで妥協すると絶対に良いことがない、ホノルルコーヒー飲みたいし、もし無かったら今日は絶対にコーヒーは飲まないとワガママのアクセルを踏み込んだ。
しかし、犬も歩けば棒に当たるんです。
ちゃんと見つけました。私の勝ちです。
マカダミアナッツフレーバーコーヒー
Mサイズ400円
これに合わせるのにオススメなのが、
チョコバー200円
飲んだ瞬間、独特のコーヒーの味が喉を通り、鼻からなんとも言えないマカダミアナッツフレーバーが抜けていく。
初めて飲む人は驚くと思う。よく知るコーヒーのソレとはまた違う。また一つ別のコーヒーの楽しみ方である。一口飲んだら、是非に鼻で深呼吸して頂きたい。
その香りたるや、昨日ぶつけた小指の痛みも忘れるほどに心地良い。
チョコバーはねっとり強めの味。これとフレーバーコーヒーがまた絶妙に合う。固まった強いチョコの香りが一気に解けて口の中に広がる。
アロマの強いコーヒーだからこそ、チョコに合う。カカオとカフェは、「味の強さ」でぶつかっちゃダメだ。「香り」で結ばないといけない。
ハワイのメロディに外の豪雨を忘れ、だがしかし傘を持ってないのでどうやって帰ろうか、なんて事も考えながら椅子に座っている。
まるで自分は評論家であると、本を読んでいれば学者であると、そんな気にさせてくるコーヒー。
アルコールは嫌な事を忘れさせてくれるけど、コーヒーは凡人に「芸術家」になる時間を与えてくれたりする。
博多まで来たのに、結局チェーン店かよ!なんて事を少し思いながら、願わくば「
ブラジレイロ」なる喫茶店へ行けたならと、そう思っている。