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僕の理想像の話。

僕はいま30歳で、これまで多くの人に迷惑をかけ、救われ、それでも迷惑をかけて生きてきました。

人並みに仕事もしてきましたし

人並みに恋愛もしてきました。


たくさんの人との出会いや経験が今の僕を作ったことは言うまでもなく、

まさしく

「出逢いこそ人生のすべて」



といっても過言ではありません。


仕事においては

あらゆる先輩方の取り組み姿勢や考え方から

「結果」
「過程」
「逆境」

の大切さを学びました。



また、多くの失敗を通して

自分の未熟さ、他人の卑しさにも気付かされました。



一方、プライベートにおいては

日々、自分の幼さや甘さに辟易する毎日を送っています。TikTok超たのしぃ〜、インスタ最高〜



幼少期に

「人に親切にしましょう」

「約束は守りましょう」

「嘘をついてはいけません」と教わったはずなのに



いつしかそれは綺麗事となり

とってつけたような理由で

自分を慰めてきた時期もありました。



そんな自分の未熟さと対峙しては

自分が嫌になったり、他人を責めたくなることもありましたが

そこから逃げずに向き合ってきたおかげで

また多くの救いのおかげで

ここまでなんとかやってこれたと思っています。





そして


これからの30代、僕は
もっともっと

「カッコいい大人」

になりたい。

誰かから見てカッコいい、ではなく

僕が思う「カッコいい大人」になりたい。




自らの信念と価値判断において

「やり方」よりも「在り方」

を大切に

周りの環境よりも、常に

「自分がどう在るか」

に軸を置き

これまでの経験から得た共感と想像力を大切に

気高い倫理観を生き方によって体現する

そんなカッコいい人になりたい。



それでも僕は聖人君子ではないから

迷うこともあれば、失敗することもたくさんあると思うけれど


ただただ欲求に支配されてやりたいようにやるだけでなく

自らルールを立て、そのルールを守る自発性、意志の自律そのものを、より確固たるものにしたい。




偉大な哲学者、カントの言葉を借りれば

「他の誰からの命令を受けたわけでもなく、また見返りを求めることでもなく、ただそうあるべきだと自ら行うことこそが道徳的であり、人としてあるべき姿だ」

「そんな人いないよぉ〜」と誰かが言おうと


僕はそんな理想像を掲げ、明日もお昼まで寝ようと思います。

僕のカッコいい大人像を探す果てなき旅はまだまだ続きます。

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