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日本人常連のイグノーベル賞とは?🌈

皆さん、『イグノーベル賞』という賞をご存知でしょうか?

毎年、人々を笑わせ、考えさせるユニークな研究に贈られる賞で、ノーベル賞のパロディーとして、マーク・エイブラハムズ (ユーモア系科学雑誌の編集長) が、1991年に創設したもの。

インパクトのある斬新なアイデアを募集し、発表することで、科学の面白さを伝え、科学の発展に貢献する目的で創設されたイベントなんです。


1991年の創設以来、日本人受賞者は常連となっています。

今年も、日本人が受賞しており、これで17年連続。

過去に日本人が受賞した研究の中で、特に面白いものを4つ厳選しましたので、ご紹介します。

<2014年>
床に置かれたバナナの皮を人間が踏んだときの摩擦の大きさ。
<2015年>
キスでアレルギー患者のアレルギー反応が減弱する。
<2016年>
前かがみになって足の間から後ろ方向に物を見ると、小さく見える。
<2020年>
ヘリウムガスを使うと、ワニのうなり声も高くなる。

想像以上に、面白いアイデアが受賞されています。

「バナナを踏んだらなぜか滑ってしまう。なら、この摩擦を科学的に測ってみよう」

「ワニだって、ヘリウムガスを使えば、声が高くなるだろう」

今まで、当たり前すぎて、誰も科学的に研究してこなかった分野や仮説を、本気で研究してみたものばかり。


そんなイグ・ノーベル賞の今年の受賞者が発表され、日本人のよる研究が『栄養学賞』に選ばれました。

「電気を流した箸やストローで食品の味を変える実験」

微弱な電流を流す箸やフォーク、お椀、ストローなどを使うことによって、舌へ電流を流し、飲み物や食べ物の味を増強させるというもの。

実用化されれば、外食時、この味が変わる箸を、MY箸として持って行き、自分好みの味に変えられるようになるかもしれません✨

さらに、塩分過多な私たちにとって、塩味をより感じることによって、減塩に繋がったり、

健康面においても、最高の発明なんです。

面白いアイデアですね。


このイグノーベル賞、実は、研究結果だけでは受賞できません。

プレゼンする際、観客や審査員をいかに盛り上げることができるかが重要なんだそうです。

この賞を毎年日本人が受賞しているということは、日本人のユニークな発想は、世界でも通用するということなのかもしれませんね😊

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈

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早坂 渚
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