結局、「逆位置」って何なん？
タロット占いに少しでも触れた方は、結局、「逆位置」って何なん？って思ったことあると思います。
検索をかけても、人によって言ってること違いますよね。
なので今回は！
私の逆位置の扱い方を解説します。
何より、私の解釈はエコです。労力は要りません。
そもそも「正位置」「逆位置」って何？って人、一からしっかり解説していくのでご安心ください。
そもそも逆位置って何？
タロットカードって上下左右対象じゃないので、並べていくと絶対に逆さまになるカードが出てきます。
その状態を逆位置って言います。愚者の逆位置とか言ったりします。
通常時を正位置と言います。
逆向きにカードが出てしまうのも、これもまた運命。きっと何か暗示しているに違いない、という着想だと思っておいてください。
いろんな解釈
逆位置の解釈ってマジでさまざまです。プロの中でも割れています。まあつまり好みの問題ですね。どんな解釈があるのかざっと見ていきましょう。愚者を例に挙げてみていきましょう。正位置の時、自由にやりたいことをやる、と今回は定義します。
1.逆の意味をとるパターン
逆位置だと、真面目にやるべきことをやるべきだと解釈します。
2.一長一短的解釈のパターン
逆位置だと、でも、自由に何かやっていくにはある程度基礎を固めるのは大事です、と解釈します。
3.そもそも逆位置にこだわらないパターン
基本正位置そのままの意味で解釈して、他のカードの部分とネガティブな解釈が絡んできそうだったらちょっと逆の意味をとってみるというスタイルです。
自分は、どれもそんなに好きじゃなかったんです。なんか偏りが強くて、解釈の幅が狭いな〜って。しかも、覚える量も２倍になって趣味にそんなに労力使いたくねえよって思ったんです。最終的に78枚も覚えるわけですから、その２倍ってトレーディングカードゲームで数多の環境デッキを対策をするようなもんです。やってらんないですよ。
そんなふうに思っていた時に、ある本に書いてあった解釈を見て、これだ！と思うものを見つけ、そこから着想を得て自分なりの逆位置の解釈を編み出しました。次の通りです。
逆位置は、正位置の70％
よくわからないし、かえってややこしいと思われたかもしれません。ここで一つ、以下の前提を頭に入れてください。
大アルカナは最強
大アルカナは数字が何番だろうと、タロットカードの中でヒエラルキーが1番高いです。マジで最強なんです。なので、大アルカナの勉強中はあまり感じられないかもしれませんが、大アルカナって出るだけで超ラッキー、もしくは意味がめっちゃ強いカードなんです。普段占いをしていて、何枚引いても大アルカナが出ないことはザラにあります。ブルーアイズを直引きするくらいのアツさです。（まあ、今はブルーアイズ引くより専用の魔法とか引いた方が嬉しいんですけどね。）
じゃあ小アルカナは雑魚なの……？
いいえ。小アルカナには良い意味のカードがいっぱいあります。「ペンタクルのクイーン」は個人的には「太陽」のカードに並ぶくらいラッキーなカードだと捉えています。小アルカナがなかったら大アルカナが引き立たないというだけで、相対的に見て下でもカード自体は全て崇高なものだと思っておいてください。そうすると、解釈がしやすくなります。
これらの前提のもと、私の逆位置の見解を具体的に述べていきます。
正位置は超ラッキー、逆位置はラッキー
そもそも、タロットカード自体が崇高なものなので、カードを引いたその瞬間から相談者はラッキーな存在です。んで、そんな中で正位置が出たあなたはとんでもなくラッキーな人間ですよ、というのが私の解釈です。
つまり、逆位置をデフォルトとするわけです。
どうでしょう？これなら簡単じゃないですか？
先ほどの愚者の例を出すと、逆位置では「自由にやりたいことをやる」、正位置は「今すぐにでもやりたいことに取り掛かりなさい。必ずうまくいきます」といった解釈になります。
ほら、ひとつの意味で正位置、逆位置両方をリーディングできました。しかも、人によって正位置の解釈はさまざまになり、作家性が出てきてとてもいい解釈の仕方だと思いませんか？
結論：ピンときたやつでやってみればいい
ここまで長々と私の解釈を語りましたが、受け付けなければ他の解釈で全く問題ありません。それもまた味になりますし、世の中の大半は私のやり方と全く異なるものだと思います。
でも、占いに来てもらったからには元気になって欲しいじゃないですか。ポジティブな言葉をかけてあげたいですよね。この方法は、ポジティブで前向きな占いをしたいという人にはとてもおすすめの方法です。
今回は短めでしたが、タロットのチュートリアルとしてかなりいい内容が書けたなと満足しています。
色々試行錯誤して、自分に合った鑑定方法を探してみてくださいね〜