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徒然日記2020.09.26
今日は朝早く起きて、会社の人との旅へ。トイレに行ったら、上の子が起きて、とてもとても可愛くて、朝いつも会えてなかったけど、寝起きの子どもたちはこんなに可愛いのか!と思った。その後、タクシーで駅へと向かい、電車に乗り待ち合わせ場所へ…。前にも書いたが、奥様を急に亡くされた大先輩の車に乗って、第二の待ち合わせ場所へと移動した。仕事の話などをしながら移動している中で、亡くなられた奥様の話になったところで、若松英輔著「悲しみの秘儀」(ナナロク社)をサプライズでプレゼントした。その後、さらに先輩方と落ち合って、4名で移動して、蕎麦屋へ到着。美味しい天ざるをいただいた後に、ホテルへ移動。チェックインしたのち、部屋でビールなどの飲み会タイム。その後、温泉に浸かって、カラオケタイムとなった。さまざまな曲をみんなで歌ったが、奥様を急に亡くされた先輩が沢田知可子の会いたいを熱唱した時に涙が誘われた。その後の、バイキングで飲食して、部屋に帰ってまた飲み会。今日はたくさん呑んだ。先輩は奥様の話も出されていたが、ほとんどが仕事の話で、やはり会社の仲間に本当の悲しみを打ち明ける気持ちになれないのかもしれない。私はずっとその悲しみを受け止めるつもりでいたので、もっと話してほしかった。
さて今日の一考であるが、大切な人と別れの言葉も言えずに急に先立たれた方の思いについて、少し思いを馳せたい。私の大切な先輩もそのような方の一人である。伝えきれなかった思い、もっと何かしてあげたかった。そのような後悔の念などにとらわれているだろう。若松英輔の悲しみの秘儀には、亡き人に手紙を書くということが書いてある。亡き人に対する思いを書いてみる。伝えられなかった、伝えたかった思いをしたためてみる。そうすると、必ずや亡き人にその思いはとどく!そう思う。書くことによって、伝わる。だから大切な大切な人を亡くした先輩に、書いて欲しいと思うのである。きっと、きっと、亡き人に伝わるはずだ。
今日はそのような先輩と旅を共にして、大切な人、亡き人に思いを馳せて日記を終わる。