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格安折り畳みスマホ☆Libero Flip 購入ファーストインプレッション

先月、Y!モバイルから突如「Libero Flip」という格安折り畳みスマホが発表されました。
定価が63,000円、MNPや2年間同一機種を使っていた既存ユーザーの機種変では39,800円で購入が可能な、今までの折り畳み端末では考えられないくらいの格安折り畳みスマホとなっています。
しかも、今月末まではAmazonで新規申し込みかMNPで申し込むと34,800円で購入できるキャンペーンが行われていました。

私もこの安さに惹かれて「Libero Flip」を購入してしまいました。
昨年末くらいから、妙に縦型折り畳みスマホが気になっていて、今回の「Libero Flip」は絶好のお試し端末になると思い購入してみました。
そんな私が感じた縦型折り畳みのあるべき姿と、それに対して「Libero Flip」はどうなのかという部分のファーストインプレッションについて語ってみたいと思います。


Libero Flipの良い所

まずは、Libero Flipの良い所について語ってみたいと思います。

価格

Libero Flipの一番良い所はやはりその安さにあります。
日本国内で普通に購入できる縦型の折り畳み端末と言えば、Galaxy Z FlipシリーズかMotolora razr 40シリーズになりますが、どちらも販売価格は通常10万円以上で、お安く買えたとしても、返却なしの購入となると、Libero Flipほど安くは購入できません。
(※返却ありの契約であればもっと安く購入できる経路はあります)

一般層に普及できる可能性のある価格で登場する、初めての縦型折り畳み端末と言って差し支えないと思います。

デザイン

縦型折り畳み端末と言えば、畳んだ時のコンパクトさからも女性にお勧めしたい端末になると思います。
Libero Flipもカラーや外側のサブディスプレイが丸い事など、女性を意識したデザインになっています。
スマホの定番色のブラックがないことからも、やはり女性向けを意識しているのは明白です。
カメラとサブディスプレイをまとめたサークルはうまく可愛らしいデザインにまとまっていますね。

Libero Flipの微妙な所

では、次にLibero Flipで微妙だと思った点について語りたいと思います。

サイズ感

良い所として、女性に向けたデザインというお話をしましたが、微妙な点としてそのサイズ感が女性向けとしていかがなものかというのがありました。
Libero Flipのサイズは横幅が約76ミリ、重さが約214gとなっています。
ライバルのGalaxy Z Flip 5は横幅が約71.9ミリ、重さが約187gとなっています。
女性向けとするなら、Galaxy Z Flip 5のサイズ感の方が良いと思います。
私はあまり手が大きくないので、できれば横幅は68ミリ以下が理想だと考えています。
縦型折り畳み端末で横幅68ミリ、重さが168gくらいの端末があれば絶対それを買います。
Libero Flipはちょっと大きく重すぎるのが残念という印象です。

防水対応

Libero FlipはIP42となっていて、防滴レベルです。
対してライバルのGalaxy Z Flip 5はさすが世代を重ねているだけあって、IPX8となっています。
私はメイン端末のスマホの条件としてはしっかりとした防水性能を備えていることが必要だと考えています。
そういう意味では、やはり格安端末なのでしょうがない部分だとは思いますが、Libero Flipの防水性能はちょっと物足りないです。
本当、ここは価格とのトレードオフなので、しょうがないですけどね。

ファーストインプレッション総評

というところで、ファーストインプレッションとしてのまとめですが、価格を考えれば十分オススメできる端末だと感じますが、ちょっと想定されるユーザー層との乖離もあるちぐはぐさが残念にも感じてしまいます。
とにかくもっと小さくてLibero Flipと同じくらいの価格の端末が出れば、それこそ縦型折り畳み端末がキャズムを超えてくるのではないかと考えていますし、そういう端末の登場を楽しみにしています。
でも、縦型折り畳み端末をお試しで使ってみたいと思っているアーリー層にはぜひオススメしたいですね。


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