20240523
恋愛感情ってなに
恋愛感情ってなに。
マジでわからん。
ハヤミズは高校時代2人彼女ができたことがある。自慢だが死ぬほど顔が可愛かった。ミスコンとか出てた。今思えばその功績ごと自分のものにしようとしていたんだと思う。要は、アクセサリー的観点で「好き」だったんだと思う。
一方女の子の友達も多くいて、彼女らは死ぬほどすごい人間であった。なにかしらハヤミズには無い固有の力があって、そこを尊敬してやまない。彼女らと付き合いたいかと言われたら付き合いたいが、誰かひとりと付き合ってその他と会えないなんてごめんなので、ずっとなあなあである。
ここまで見てわかる通り、わがまま欲張り大クズである。全員とやることやってないだけギリ許容できる人間が居そうな程度だ。
性欲は1番の敵である。
感情が性欲に侵食された瞬間、急なむなしさに襲われる。これは結局本能に根ざしたもので、俺の感情じゃねぇんだ。と。
落ち込む資格もなく落ち込み、猛る資格もなく猛る。バカみたいだが仕方ない。うだうだしてんじゃねぇよと、自分でも思う。
最も致命的なのはそんなぬるま湯に脳みそを漬け続けたような思考がハヤミズは好きであり、ハヤミズはハヤミズが何より好きであるところである。
ただ、最近の感情は少し違う。性欲が湧かないわけでもなく、人間として尊敬しつつ、この人以外を全て捨てろと言われたら、苦悶の表情を浮かべながら捨てるだろうと思う。
これを恋愛感情とラベリングされるなら、国家を一度転覆させた方がいい。
もっともっと、高尚なものだと、今は信じたい。
ところで、恋愛感情ってなに?
ハヤミズは、全部の名前の付けようのない、おおよそ好意または嫉妬と取れる感情の上澄みだけを取って、ほら透明でしょ。これが恋だよと言われるようなものだと思う。
かき混ぜて均一な鈍色の味噌汁にして、一気に全部飲み干せば、明日の朝のバイトの活力くらいにはなるだろう。
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